金タローです。
株主優待を導入する企業は右肩上がりに増えています。1992年には251社でしたが現在は約1500社を超え、実に上場銘柄の約37%が株主優待を実施している状況です。最近では、長期保有者を優遇する企業も増えました。
機関投資家にとっては優待制度は目の上のタンコブ。 大量に保有しても一人の株主として扱われるため、恩恵は少ないのです。それでも優待が増えて行くということは、企業の個人投資家を重視する傾向が鮮明になってきたということです。
ちなみに3月29日が権利確定日で有る場合は、29日に株を買っても間に合いませんよ。4営業日前の26日には約定しておく必要があります。
今日は、野村インベスター・リレーションズ調査(2019年版)のランキングを用いて、 株主優待にはどのようなものがあるのかを紹介しようと思います。
目次
1位 オリックス
ふるさと優待(3月のみ)
オリックスグループの取引先が扱う商品を厳選したカタログギフトを進呈。100株以上を3年以上継続保有者には、ワンランク上のカタログギフトをお届け。
写真の品は一例です。
株主カードによる優待
プロ野球観戦やレンタカー、ホテル・旅館、水族館など、オリックスグループが提供する各種サービスを割引価格で利用できる株主カードを進呈。有効期限内なら何度も利用できます。
2位 イオン
オーナーズカード
家族用にカードは2枚もらえ、持株数に応じて買上金額に下記の返金率を乗じた金額が半年ごとに返金されます。例えば100株だと3%がキャッシュバックです。普段の食料品などをイオンで買う人は結構な金額になると思います。
毎月20日、30日は「お客さま感謝デーの5%割引特典」
現金、WAON、イオンマークのカードでのクレジット払いなどお客さま感謝デーの特典適用となる支払方法で支払う必要有。
割引・優待料金特典
イオンーハート、イオンシネマ、イオンペットなどで会計時割引や優待料金特典あり。例えばイオンシネマでは大人料金が1,000円になりますし、ポップコーン又はドリンクが無料で貰えます。
イオンラウンジが利用できる
イオン店舗の中にはイオンラウンジという休憩所があります。そこではお菓子や飲み物が無料で貰えるんです。わざわざフードコートでお金を使う必要はありません。但し、人気があるので休日は大抵並ばないと入れません。僕がイオンを利用するのは土日でいつも込んでいるので、利用したのは1回だけですね。たまには並んででも入ろうかな。
長期保有株主優待制度
3年以上継続保し1,000株以上保有の株主に、イオンギフトカードを進呈。
1,000株~1,999株 2,000年
2,000株~2,999株 4,000円
3,000株~4,999株 6,000円
5,000株以上 10,000円
3位 すかいらーくHD
食事券
半期に一度、保有株式数に応じた食事券を進呈。
保有株式数 | 贈呈金額 (年間合計) |
贈呈金額 (6月末日基準日) |
贈呈金額 (12月末日基準日) |
---|---|---|---|
100株~299株 | 6,000円 | 1,000円カード×3枚 (3,000円) |
1,000円カード×3枚 (3,000円) |
300株~499株 | 20,000円 | 1,000円カード×3枚 3,000円カード×2枚 (9,000円) |
1,000円カード×5枚 3,000円カード×2枚 (11,000円) |
500株~999株 | 33,000円 | 1,000円カード×3枚 3,000円カード×4枚 (15,000円) |
1,000円カード×3枚 3,000円カード×5枚 (18,000円) |
1,000株~ | 69,000円 | 1,000円カード×3枚 5,000円カード×6枚 (33,000円) |
1,000円カード×6枚 5,000円カード×6枚 (36,000円) |
ガストやバーミヤンや夢庵などの下記の店舗で利用できます。
終わりに
僕がこの中で保有しているのは2位のイオンでした。ちょこちょこと優遇されるので重宝しています。但し、優待投資とは言えこれは株式投資です。業績によって株価は乱高下しますから対象となる企業がどんな企業なのかをきちんと把握し、あまり割高な水準では掴まない様にして下さい。
それでは。
とーちゃんにまかせとけ!
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