1月14日にウインドウズ7のサポートが終了となりました。即座にパソコンが使えなくなる訳ではありませんが、セキュリティ面からパソコンを買い替えた人も多いのではないでしょうか。
かくいう僕も、その中の一人です。
OSだけをウインドウズ10へアップグレードするという方法も考えましたが、使えないソフトが出てくるので、ウインドウズ7の入ったパソコンは温存し、ウインドウズ10の入ったパソコンを新規に購入しました。
入れたソフトが悪かったのか変な所を触ってしまったのか、勝手に再起動しまくり状態(悲惨)。
いきなり初期化ですよ。結構な時間をとられました。何が嫌って、お金よりも、設定やデータの移行などに無駄な時間を取られることです。暇じゃないっちゅーの。
XPやVISTAの時もそうでしたが、壊れていないのに次を商品を買わせるとは、
さすがのマイクロソフト。市場独占ですね。逆らえません。他の家電製品でこんなことは出来ませんから、強い訳です。
マイクロソフトはウィンドウズOSのライセンス料で相当の利益を上げています。
エクセルなどのオフィスソフトを単品で購入しようとしても結構なお値段です。
過去のデータとの互換性を考えると類似の廉価版を使う訳にもいかないし。ライトユーザーには、ほとんどいらない機能なんですがね。
10-12月期のパソコン販売台数は何年ぶりかの高水準でした。
マイクロソフトの株価はうなぎ上りです。日本人にも影響は少なくありません。
個別株としてマイクロソフトを保有している人は少ないかもしれませんが(僕は持っています)、インデックス運用をしている人は多いはず。
投資信託でも米国インデックス関連は、人気ランキング上位に位置しているので、かなりの数の投資家が関係していると思います。知らずに投資している人もいるでしょうが、VOOやVTIに投資を行えばマイクロソフトは組み込まれていますからね。
対してパソコンの販売台数は2011年がピークで右肩下がりです。世界の年間販売台数は2011年は3.5億台をこえていますが、2019年には約1億台減っています。
マイクロソフトはクラウド事業に注力しているので、販売台数の低下で即終わる様な企業ではありませんが、調査会社IDCとガートナーは、2020年の業界は緩やかな右肩下がりに戻ると予測しています。
駆け込み需要が終わった今後、マイクロソフトの業績と株価はどう動くのでしょうか。波乗りは難しいですね。