金タローです。
一番になるということは立派で素晴らしいことです。
小学生の頃だったら運動会のかけっこなどで競ったものですね(一時期は皆でゴールとかありましたけど・・)。ぶっちぎってゴールラインに到達できる人って気持ちがいいだろうな。
僕の身体能力はごく平均的なので、どんなに頑張ろうが一番にはなれません。人には向き不向きがあり、世の中には『努力では乗り越えられない壁』というものが存在します。
絶対に一番になれない領域で一番になろうとするなんて、時間の無駄というものです。その辺りは見極めないと。
でもビジネスや投資においてはナンバーワンにならずとも、負けなければいいと考えています。一番にならなくても、自己の人生を豊かにしていくことは可能なはずです。一番にはなれないが、ダメージを最小限に抑えて負け組みにならない方法を探す。
そのために戦略を練るって大事だと思いませんか?力の無い人間が、敗者にならないようにするために。あわよくば勝つ部類の方へ所属したい。
今日は、僕が高校時代にどんな方法で荒波を乗り越えてきたのか、一つ昔話をしようと思います。
勝った者から抜けられるゲーム
高校生の時の体育の授業は隣のクラスと合同でした。そのため人数が多くて、総勢で40名以上の男子生徒がいます。
ある時、腰にタイヤをつないで数十メートルを走る勝ち抜けレースをすることになりました。教師が言うには、全員で一気に走って勝った者から抜けさせるというのです。
つまり負ける者は何度も何度も走らなければならないということです。40回も走ってはいられません。
はっきり言って、体力がありもともと短距離走が早い身体能力が優れている者が圧倒的に有利な差別的ゲームでした。体育教師の筋肉脳には常日頃からうんざりさせられていたものです。
並程度の僕が何度も何度も走ったと思いますか?
いいえ。
一番になれなくても、労力を最小限に抑える方法を考えますよね。
強い奴らに勝ちを譲り、そこそこの所で仕掛ける
当時の僕は病気のせいで持久力が極端に落ちていたので、そう何度も全力で走ることはできません。
ではどうするか。
皆一回目から全力疾走しますね。陸上部のめちゃくちゃ早い奴とかがいるのに何で真面目に勝負するのでしょうね。
僕はゆっくり走って体力を温存します。2回目も3回目も、体力を温存し本気では走りません。まわりの疲労感や他に誰がどれくらい早いかを観察をしています。
ちなみに当時の50m走のタイムは6秒代後半、早くもないけど遅くもないくらいです。至って並。
で、4~5回目くらいだったか、正確には忘れましたけど、確実に早い奴らが消え、皆が疲れた所で全力ダッシュ。
タイヤがあると凄く重くて走りにくいんですよ。だから一回で相当疲れます。その程度の回数ではそこまで劇的にタイムは落ちない人が多いですけど、コンマ数秒の違いが命取り。同レベルくらいの人達には余裕で勝てました。
僕はそこいらで勝ち抜けです。
一番最初に勝利を手にした訳ではないけれど、一回しか全力で走っていないので、まぁマシでしょ?
周りの人達はゼハゼハ言っていましたね。後は高みの見物でした。他の人は、その後も何度も何度も走らされて可哀想でしたよ。
敵を知り己を知れば百戦あやうからず
投資においてもビジネスにおいても、自分の能力と戦う相手の能力を把握することが大切です。そして仕掛けるタイミング。
少しくらい上の相手なら、戦略を持ってタイミングを見計らい、ここぞという時に仕掛けることで、勝つことが出来ると思います。
中小企業がお金を稼いで生き残るって、こういうことです。時には、正面から全力を出し切って壁にブチ当たることで成長することもできるでしょう。でも時には頭を使い、壁を回避し、サクッとそこそこの勝利を得ることも悪くはありません。
資本主義は弱肉強食。知恵を働かせない者は食われる運命です。才能や身体能力に恵まれなていなくても、弱くても勝てます。
それでは。
とーちゃんにまかせとけ!
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