米国株式の経済サイクルは繰り返すのか【続く強気相場における高配当戦略】

 

金タローです。

長期投資家にとっては、今年度の株式の買いのタイミングは本当に難しいですね。米国株も日本株も。

米国の強気相場は長く続きすぎました。

経済のサイクルにおいては必ず景気後退という現象に襲われてきた歴史があるため、この好景気がいつ終わってもおかしくはないと誰もが慎重になっています。

しかし、強気相場が終わる時に 『長く続いたから』 ということが理由になることはないでしょう。

先日、米国債のイールドカーブに逆転現象が見られたことで、景気後退への懸念が高まりました。 イールドカーブの逆転現象は、まず銀行が苦しむなどの理由があり市場に影響が落ちてくるまでには 時間を要します。

米国経済は景気後退どころか堅調

3月の失業率は3.8%と低水準を維持しています。労働市場には改善の余地があり、設備投資の回復、GDP成長率からみる過熱感の無さ。

投資家達が慎重になっているとは言うものの、 米中貿易戦争の緊張緩和などを考慮して、米国経済は上がっていくとの見方や、サイクルに捕らわれてはいけないとの論調も表れはじめています。

新たなサイクルの始まりか嵐の前の静けさか

この10年、インフレ率が抑えられていたことから、世界中の中央銀行が低金利政策をとり金融緩和を続けて来ました。また、中央銀行はそれだけに留まらず、国債や社債を購入して市場へ介入しており、日銀に至っては膨大な量のETF(株式上場投資信託)を購入しています。

JPモルガンのラコスブヤス氏は 「市場サイクルは、中銀の流動性注入による影響を受け続けている」と述べ、投資家のリスク選好の安定的な高まりなどを理由に、10年と言うサイクルの終わりではなく新たなミニサイクルのはじまりだとの見方を示しました。

投資戦略によってアプローチは異なる

S&P

S&Pチャート

景気後退期にはS&P500指数が平均2~3割程度下落しています。 日本株式に至ってはバブル時のピークに未だに達していません。

これらを考慮すると、日本株重視派、世界経済重視派、米国株重視派とでは必要な戦略は異なります。また、インデックス派と個別株の配当重視派においてもアプローチ方法は違ってきます。

アノマリーや過去のサイクルを参考にするとすれば、指数投資であれば大丈夫だという安易な楽観論には気をつけておいた方が無難というものです。

しかし過去は過去であり、また、S&P500指数はアメリカ経済にのみに影響される訳ではありません。指数構成企業の利益の多くが海外で得るものだからです。 米国経済の成長が例え鈍化したとしても新興市場に支えられる可能性はあります。

個別株での高配当戦略を取る長期投資家は、指数と連動しない銘柄も多くあるはずですから、指値を入れてじっくりと待ち、買うべき時にきっちりと買い増しを行いましょう。

それでは。

とーちゃんにまかせとけ!

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