金タローです。
タイは人口約6,800万人、国土面積は51.4万平方キロメートルで、日本の約1.4倍の広さがあります。タイと日本は関係が深く、1887年に日・タイ修好宣言に調印し国交を樹立し、戦後に日本はODAにてタイのインフラ整備の一端を担いました。
現在は、日本企業にとって東南アジア最大のものづくり拠点となっており、製造業の17年末の直接投資残高は4兆円を超えています。しかし、別の角度から見てみれば、周辺国に比べて賃金が高いため外資系企業が新規に投資を控えるようになっているという点も捨ておけません。
とはいえ、国民の購買力は2000年初頭から約2倍になっていますので、日本のこの20年と比較すれば国民所得の成長度には雲泥の差があるのも一つの事実です。
TTWからの配当金
さて、僕はTTWの株を 1400 株保有しています。
購入総額は日本円にして約 4.8万円となりました。
1株 10.4 タイバーツで購入しており、
1株当たりの配当予測が 0.6 タイバーツなので
配当利回りが 5.8%となっています。
年間の受け取り配当金の予測は、
税引き前 約 0.28 万円
税引き後 約 0.20 万円 程度になる予定です。
TTWの企業・事業概要
従業員数
約300 人
時価総額
約1600 億円
事業概要
タイの民間水道事業者で、環境省から25年間水道事業を運営する譲許を取得し、タチン川の水を使用して水を生産しています。 日産生産能力は54万立方メートルです。
TTWの業績と各種指標
※ 参考値としてご覧下さい。一部修正を加えおり、値を保証するものではありません。
2015年 | 2016 | 2017 | |
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総資産 | 26,644 | 25,765 | 23,277 |
純利益(100万バーツ | 2,698 | 2,492 | 2,681 |
1株当たり利益(バーツ) | 0.67 | 0.62 | 0.67 |
1株当たりの価値 | 2.86 | 2.89 | 2.97 |
配当 | 0.6 | 0.6 | 0.6 |
配当性向 | 90% | 97% | 90% |
ROE(%) | 23.4% | 21.5% | 22.6% |
配当推移
11年 | 12年 | 13年 | 14年 | 15年 | 16年 | 17年 |
---|---|---|---|---|---|---|
0.4 | 0.52 | 0.6 | 0.65 | 0.6 | 0.6 | 0.6 |
バイアタックプライス of TTW PCL
減配・増配を考慮した税引き後の配当利回りを4%と設定すると、
バイアタックプライスは 8.8 THBです。
2018年現在の直近PERは16倍となっており、ROEも非常に高いです。
水道ビジネスという公益セクターの安定性に加え、 CK Power PCLに投資するなど電力方面にも幅を広げているようですが、配当性向が高いことが少々気になります。
それでは。
とーちゃんにまかせとけ!