投資初心者のための戦略【FXと株には孫子の兵法-後編】

 

投資は一対一のタイマン勝負ではありません。凄い人達と競い、強いボスを倒さなくてもいいんです。一番強くなれなくても、勝利を掴むことができます。但し、それを成すためには戦略が必要です。

兵法は当たり前のことを言っているようで退屈に感じるかもしれません。当たり前のことができる人は、投資の世界では生き残ることができます。

それでは後編に入りましょう。

未だ戦わずして廟算(びょうさん)するに、勝つ者は算を得ること多きなり。未だ戦わずして廟算するに、勝たざる者は算を得ること少なきなり。算多きは勝ち、算少なきは勝たず。況(いわ)んや算無きに於(お)いてをや。

直訳

開戦前に廟堂(祖先の霊を祀るところ)で策を練ってみたときに勝利を確信出来るのは、机上の思索や勝算が相手よりも多いからである。開戦前に廟堂で作を練り勝ちを確信出来ないのは、勝算が少ないからである。勝算が相手よりも多ければ実践でも勝利するし、勝算が相手よりも少なければ敗北する。ましてや勝算が一つもないという状態では勝てる訳がない。

投資戦略

孫子は戦う前に、既にどちらが勝つかがわかると言っています。やってみないとわからない、当たって砕けろの精神で命を賭けた戦場に赴けば多くの兵士を失います。

投資の世界で言えば自分が必死になって溜めた種銭です。世界は弱肉強食。ビジネスの世界でもPDCAをまわすと言うことはよく聞きますね。何事もまずはしっかりとした事前の仮説や計画P(計画)があってこそのことです。

机上の空論、数字合わせを軽んじる人もいますが、だからこそせめて机上の空論段階では勝つための戦略が描けていなければなりません。しっかりとした計画があれば、失敗しても次は右に振るか、左に振るか、一歩引くか、どうしたらいいのかに繋がるものなのです。

練習問題(心得)

買った値より下がったらどうしますか?

いくらまで耐えられますか?

いくらなら買増(ナンピン)しますか?

ナンピンする理由、しない理由は何ですか?

株価が半額になりました。損切りをするのですか?

何となく損切りするかもしれない、と答えたあなた。あなたは今何となく半数の兵士を見ごろしにしたのですよ。全てに明確にとは言いませんが、これらに答える道筋が全然用意できそうにならないならば、大きな金額をいきなり投入するのではなく、まずは机上での戦略を練り直してくださいね。

机上の空論をバカにする者は投資の世界では敗北する

株式投資やFXは確率2分の1のサイコロゲームではありません。勝算の大きな者に勝ちが訪れます。投資をするならば、負けない投資を心がけてください。

負けない投資とは、株式投資であれば短期売買をの配分を低くして、忍耐強く長期的な投資を行うということです。FXで言うならば、絶対にロスカットされない水準を守らなければなりません。

短期売買の相手は優秀な機関投資家や最新のAI。勝ち続けることができるとは考えないで下さい。僕はFXにテクニカルは用いません。

パフォーマンスは運に大きく左右されるものですが、『負けない』を強固なものにできるかは自分次第です。

誰しも間違いは犯します。偉大な投資家と言われる人達ですら判断の4割は間違えているのではないでしょうか。しかしその1割の多さ、負ける回数よりも多く勝つ。運に左右されずに少しの勝率を高めることが重要なのです。

終わりに

2018年の相場でも8割以上の投資家が損失を出したそうです。分散バリュー投資を行なう者にとっては一体どうやったらこの相場で減らせるの?という所ではないでしょうか。分散投資を怠り短期売買に重きを置き、リスクを取りすぎてしまったのかもしれませんね。

このような相場で負けていたら、暴落期や停滞期は乗り越えられません。気持ちは痛いほど解ります。僕も本当は一気にお金持ちになりたいんです。デイトレで輝かしく億トレーダーになり賞賛を浴びたい。

ゆっくり長期投資なんて、誰も振り向いてくれませんから。でも我慢します。戦場で敗北するということは命を取られるということです。相場から退場する訳にはいきません。誰もができる方法でお金持ちを目指します。正しい投資を行えば、恐れることはないのです。投資は希望の光を与えてくれています。

過去のデータや賢人達が残した投資手法や哲学など、判断の基準にできる情報は
たくさん開示されています。それらを過去の遺物として扱うかどうかはあなた次第。

自分が身を持って体験しなければ理解できないことがあるので、よく考え判断し経験を積みましょう。

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