金タローです。
偉大な投資家ジム・ロジャースは日本が犯罪大国になると予言しました。彼の場合はリップサービスもあるかもしれません。
しかし、あながちそれは間違いとは言えず、遠いヤクザな世界の話ではないのです。犯罪とは自分の非常に身近な場所で起こる出来事であり、所得格差の拡大と犯罪率の増加は相関が認められています。
世界的、歴史的にもみられる事象です。これからの日本は超二極化社会に突入していきます。さらに労働力不足に対しても文化の異なる外国人で補おうとしているのですから。
万引の被害総額は約1900万円
2019年の3月15日にベトナム人6人による万引きがあったことがわかりました。6人は技能実習生として来日している24~30歳の男女。
福井県内などのドラッグストアで38件(被害総額約648万円)。さらに福岡県など福井以外の8県で109件(被害総額約1258万円)。化粧品や医薬品や衣料品を大きなショルダーバッグに一度に約150点ほどを入れて盗み会員制交流サイト(SNS)を通じてベトナム人向けに販売していたとみられています。
被告数名については、在留期間が過ぎた後も愛知県内に住むなどしていたとして、入管難民法違反(不法残留)の疑いで、福岡県警が今年1月、追送検しています(福井新聞より)。
万引きを防ぐための技術はさらなる万引きを生む矛盾
小さなドラッグストアに行けば、防犯カメラや店員に見張られているなぁと感じることはありませんか?子供を連れて行ったりすると放送内容が変化したりするからです。防犯面の強化や対応力という心強い側面もありますが、過度な監視は利用者かるすると気持ちが悪いものです。過剰反応かもしれません。
でもこれ、昔あった個人商店が生き残れなかった要因の一つではないでしょうか。
これから先は、小売の防犯対策にもどんどんIT・AI技術が導入されていくでしょう。そうすることで完全無人化の店舗が増え、人間の仕事が減っていくとことが予想されます。人手不足なのだからそれでいいのでしょうか。それがまた犯罪率の上昇に繋がり、負の悪循環に陥るかもしれません。
終わりに
僕等ができる事は、一刻も早く下層階級から脱出して危険なところに近寄る必要がない力を蓄えること。君子危うきに近寄らず。それがこれから先の近未来を生き残るための道筋です。
それでは。
とーちゃんにまかせとけ。