金タローです。
世界には今日の食事に困る人達も存在しますが、日本やアメリカなどの先進国では食品に対してそれほど困ることはありません。非常に恵まれた環境にあると言えます。そのため食品の廃棄に対して国民はそれほど抵抗はなく、日本の食品ロスの量は年間643万トンにものぼります。国民一人当たりに換算すると約50kgです。
もったいないことですね。
販売されている食品は、賞味期限と消費期限に分かれていますが賞味期限は切れてもすぐに廃棄しなければならない事はなく、まだ食べられますよ。
賞味期限と消費期限の違い
賞味期限とは
おいしく食べることが出来る期限のことです。開封する前の状態で正しく保存されていた場合に、品質が変わらずにおいしく食べられる期限を示しています。
スナック菓子、カップめん、缶詰、ペットボトル飲料など、痛みにくい食品に表示されています。品質の劣化が緩やかなものであるため、この期限を過ぎても直ぐに食べられなくなるわけではありません。一度開封した場合は、この期限は適用されませんので、注意して下さい。
消費期限とは
過ぎたら食べない方がいい期限のことです。開封しないままで、正しく保存されていた場合に、この「年月日」まで、「安全に食べられる期限」を示しています。。生物など、痛みやすい食品に表示されています。
食品ロス問題に取り組むお店
NIKKEIプラス10にて、ルピシア・ボンマルシェというお茶の専門店が紹介されていました。ボンマルシェはフランス語でお買い得という意味です。
このお店では賞味期限の近づいた商品を、
ポテトチップス通常価格421円→ 70%OFFの127円
クッキー 通常価格486円→ 60%OFFの195円
さらに賞味期限切れの商品を、
白桃ジャスミン(お茶)通常価格1640円→ 20円
という様な価格で販売していました。乾物の賞味期限は気にしないという人も多いようです。さすがに20円まで下げなくても売れる気がします。
賞味期限間近の商品を購入して節約&環境貢献
大手の西友や各スーパーなどでも賞味期限の近づいたものが安く販売されていると思います。2019年5月には、コンビニ大手のセブンイレブン・ジャパンやローソンも、販売期限の迫った商品の値引きに取り組むと発表しました。取り組みは広がっています。
賞味期限はまだ食べられる事が出来ますし、余裕をみた安全係数が掛けられていることも多く、本当はもっと長く持つようになっている場合があります。賞味期限はそれほど厳密なものではありませんので、節約のために積極的に手に取ってみてはいかがでしょうか。家計に優しくお金も貯まりますし、食品ロスを防いで環境貢献にもなりますよ。
どうしてもプライドが許さないという方には強制しませんが。世の中には食べられない人もいる、という事も少し念頭に入れて考えれば、いかにそのプライドが陳腐なものかに気付くことでしょう。
それでは。
金タロー一家、FIRE!!