脱サラ後のアーリー・セミリタイア生活で失敗したら?【不労所得が崩壊しても後悔のない道を】

セミリタイア・アーリーリタイア前夜の不安

見えないものに向かう時は誰もが孤独な決断を行う

孤独

セミリタイアやアーリーリタイアを目指すためには、数年、時には十年以上に渡る念入りな長期計画を立て、それを実行するために努力する必要があります。質素倹約に励み着々と準備を整え、そしていざセミリタイアやアーリーリタイア生活に入ろうかという時に、『本当に大丈夫だろうか』と不安が頭を過ることになるかもしれません。

その時に気になるのは、

生活をずっと継続させていく事が出来るのか

ということだと思います。

莫大な資金があれば別ですが、普通の人にとっては若くしてアーリーリタイア生活に入るFIRE(Financial Independence Retire Early )やセミリタイア生活は非常に大きなリスクを伴います。配当収入(不労所得)を生活の基盤とするため、資産が金融商品へ流れているからです。最終的な決断を下すのはあなたです。周囲の人に相談すれば、止めておけと言うことでしょう。

セミリタイア・アーリーリタイアがリスクの高い生き方だとは限らない

サラリーマンはサラリーマンで企業が倒産するかもしれないというリスクを抱えています。セミリタイア生活を選んだ者は、得られる自由な時間で己の自営のスキルを高める等、別の新たな能力開発に勤しむことも可能になります。だから最もリスクの高い生き方であるとは一概には言えません。リスクは誰しも背負っているのです。

でもやっぱり失敗するかもしれないって考えると不安になりますよね。皆と違う道を進むのだから。失敗を恐れる気持ちを持つことは恥ずかしいことではありません。恐れの精神が守備力を高めます。

セミリタイア・アーリーリタイア生活の失敗とは

どの様な失敗があるのかを正面からしっかりと見据えて、失敗したらどうなるのか、どうしたらよいのかを考えて行きましょう。セミリタイア生活を終えなければならない失敗にはいくつかのパターンがあります。

・資金がつきた
・資金は残ってるいるけど減っていて心もとない
・資金は十分残っているがバリバリ働きたくなった
・孤独に耐えられなくなった(アーリーリタイアの人)
・暇すぎて辛くなった(アーリーリタイアの人)

暇すぎて辛い

やりたい事や目標や趣味は無いのかという本当に贅沢な悩みですね。お金に余裕がないと、こういう心鏡にはなれないでしょう。何か社会貢献できる事を探しなさい。

孤独に耐えられない

完全アーリーリタイアを実行して社会との繋がりがなくなった人に起こりえることですが、これはもうアルバイトを探して社会と関わりを持つとか、ボランティアに参加しなさいという事です。回避する方法はいくらでもあります。

仕事に就いて働きたい

働くのが好きな人もいます。離れてみてから好きだったと気づく事もあります。僕もそう言えば、子供時代の夏休みは長過ぎて、後半は学校に行きたいと思っていました。過去に会社で戦力になっていれば、誰かに強く必要とされた経験が心に強く残り、そういう時に戻りたくなる事も無いとは言えません。働きたくなったら働くことが良いと思います。うちの会社でも『家にいても暇だから会社にいて仕事をしていたい』という人は一定数存在しています。いろいろな人がいますね。

投資資金の枯渇による不労所得の崩壊

失敗

セミリタイア生活で最も恐れるべき試練は資金の減少と枯渇。これにより生活が脅かされることです。完全にゼロが見えてきたときは、もう仕事を探そうと開き直れると思うんです。一番辛い時期は中途半端にお金が残っているけれど、毎月減少していく、という状態の時かもしれません。

セミリタイア生活の基本は資金を株式等の投資に回し、そこから受け取る配当金(不労所得)で生活するというものであるため、元本に振れるということは絶対的禁止事項です。しかし何らかの事情で元本に手をつけなければならない事もあるかもしれません。元本が減れば受け取る配当金(不労所得)も減るので、負のスパイラルに陥ります。

次項で、何故そのような状態になるのかを考え心の準備をしていきましょう。

セミリタイア生活が失敗する原因一例と事前対策

生活費が変化した(見通しの甘さ)

セミリタイア生活に入る前には事前の計画を立てているはずです。 誰しも必要な生活費はほぼ完全に把握していることでしょう。見落としがちになる各種の税金や国民年金や健康保険料。 賃貸なら更新料。二年に一度の車検代。ちゃんと考慮して月割りで計算してきましたね。

問題なのは、たくさん考えていても、予想を超えて大きく生活費が変化する場合があるということです。 例えば安い賃料で部屋を借りていたけれど、退去依頼が来て引越さなければならなくなり家賃が上がってしまった。 公立コースの予定だった子供が私立に進学した。病気になって通院回数(医療費)が増えた等、ある程度は予想していたものの、 想像を超えた変化に見舞われるということは考えられます。

不足の事体の例

 病気による医療費の高騰
 子供の学費の増加(国立でも教育費は年々増加傾向)
 火災による家のダメージ(隣家からの貰い火も有)
 地震による家のダメージ
 賃料の変化
 両親の医療・介護費

さすがに全てのリスクに完全に対応することは難しくもあります。人間の力ではどうしようもないこともありますが、 事前対策として出来ることは やはり資金は余裕を見ておくということです。 障害年金のためにも国民年金保険料は滞納しないこと。火災保険には入っておくこと。変化に対応できる備えは必要です。

欲に負け集中投資をして資金を溶かした

投資の世界では成功したという話が溢れています。再現性のあるものはありません。たまたま一発大きく当てた人達が、我も我もと自慢をしています。

元出100万円を1,000万円にしたYO!

一億円とったどー!

このEAやったらめちゃめちゃ儲かるでー!間違い無しやー!

最初は怪しいと疑っていても、あちらでもこちらでも信者達が賞賛するものだから、だんだん真実が分からなくなってきて、そして訳のわからない金融商品にお金を注いでしまう。少し儲かった時点で完全に信じ込み大金を投じて、そして伝説へ・・・。

本当に止めてください。

それでも投資では無く投機的なモノに手を出したいのならば、ポートフォリオの中の○○%まで、と決めておいて下さい。

『自分ルールで30%までにします!』

ハイダメです。30%の根拠は何ですか?ハイリスク商品に手を出したいのならば、受け取れる配当金と自分に必要な生活費、無くなっても大丈夫な金額から算出して決めて下さい。

そして投資対象の分散は必須です。

また、『これからA株が絶対にあがる』という情報を耳にして、やっぱりグロース(成長株)投資が優れているとか、基本の分散ルールを破り一気に稼ごうと集中投資にスタイルを変更してしまったり。

そして見事に水の泡。

配当重視の分散投資は地味です。パフォーマンスもそう高いものではないでしょう。デイトレーダーやグロース(成長株)投資家、インデックス派など、お金持ちを目指す無数の投資家から小馬鹿にされると言っても過言ではありません。しかし欲を出してはいけません。分散投資で守りに徹する事が大切です。アーリーリタイアとセミリタイア生活に必要なのは確実なキャッシュなのだから。

構築した株式のポートフォリオが軟弱で暴落に耐えられなかった

爆発

市場に居続ける限り避けて通れないのは株価の暴落です。株価が半減する時は必ず訪れます。3分の1になるかもしれません。

いつの頃だったか、かなり昔の関西のTV番組で、
やしきたかじんさんが、保有している株が下がり続けてここらが底だと思っていたらさらに下がり続けたと悲惨な状況であることを打ち明けていました。

僕は今はそれを実体験し、投資(株や為替)の恐さを理解し学ぶことが出来ました。それと同時に、待っていれば株価は戻るという事も確認してきました。

損失を拡大させないために損切りをする人は多いです。損切りはテクニックとか言って出回っていますから。それでお金持ちになった人が何人いるっていうんですか?損切りをしてよいのは、回復の見込みがない株だけです。一時の気持ちを楽にしたいがための損切りは、狼狽売りと呼ばれてひたすら資産を減少させていきます。

暴落は必ず訪れる試練です。配当を停止する企業も出てくるので、一時的には受け取る配当金(不労所得)も減少しますから、気が動転するかもしれません。しかし、株式の基本はバイ&ホールド。ノットフォーエバーではあるものの、半減して耐えられない企業の株には始めから手を出すべきではありません。

セミリタイア生活に失敗する前に軌道修正しよう

ポートフォリオのリバランスは必要です。しかし頻繁にさわりたくるものではありません。そして元本の取崩しは厳禁です。収入と支出を把握し、生活費が増えたのならば、負のスパイラルに陥る前に、収支のメンテナンスを行ないましょう。

少しの労働で4万円だけ稼いでいる人は、労働時間を増やして収入を7万円に増やしたり、やれることは多くあるはずです。

セミリタイア生活に完全に失敗したらどうすればいい?

30代40代はコネクションを活用しよう

資金を溶かしてしまったら、ガッツリ労働に戻るしかありません。正社員として仕事につく(復職する)だけで、セミリタイア前の生活に戻るだけです。網走監獄に投獄される訳でもないしマグロ漁船に乗せられる訳でもない。但し、正攻法で新たに職探しをすることは大変なことです。

だから以前の職場に戻れるように同僚などとは繋がっておいた方がよいでしょう。以前の職場が中小企業で、かつ30代40代であれば戻れる可能性は十分高いです。50代だと話合いでしょう。人材を確保し辛い中小企業では、ある程度仕事が出来て即戦力になれる人間が戻ってくるのは喜ばしい事なのです。

世の中には人づてで仕事を得るということは意外と多くありますので、社会と繋がっていれば、他からも声を掛けられることはあるかもしれません。セミリタイア生活に入っても外部との繋がりを完全に遮断することは避けましょう。

コネがないなら再就職をするしかないが30代なら簡単

以前の職場に戻れなかったり、人づてで仕事を得られないのなら新たに探すしかありません。レッツハローワーク。気にする事はありません。人づてだとしがらみも生まれるし、以前の職場に戻るというのは格好悪いことで肩身も狭いです。一から探すのも悪くないことです。

但し、年を重ねた分だけ好条件の仕事を見つけ出すことは難しくなるということは理解しておきましょう。チャレンジして失敗したのだから無傷ではいられません。そこは覚悟を決めて下さい。そして仕事を探すときにはブランクの理由も問われます。馬鹿正直にセミリタイアして失敗しましたとか不要ですよ。仕事が見つからないなんて事はありません。自分のピークだった頃の年収に戻ることが難しいだけです。

セミリタイア・アーリーリタイアの失敗を考えて落ち込む前に

朝日

これを読んでいる人はセミリタイアを実行して失敗しそうな人でしょうか。それともこれから実行しようとして失敗を恐れている人でしょうか。たとえ失敗したとしても挑戦したことが素晴らしいとか、僕は言いませんよ。やるべき事はリアルな現実世界を生き抜くことです。石橋は叩いても渡るな。自分専用の強固な鉄橋を構築し、皆がビビって越えられない川を越えて行きましょう。

ただね、こう思うんですよ。

失敗したって大したことは無い。失うモノなどたかが知れている。得られるモノの方が多いと信じるからやるんだってね。覚悟はあの輝く朝日よりも眩しい。

体が動く限りは何でも出来る。

母は今も働いています。90歳をすぎた祖父も畑に出ています。

一人で生きていくくらいの仕事なら、いくらでもあるので大丈夫です。死にはしません。死にたくてもそう簡単には死ねないのが人間です。

そりゃあ人生は長いので、ちょいとつまづく事はありますよ。でも余裕です。子供の頃に外で転んだ時には、自分で起きろって言われたでしょ?今生きのびていると言う事は、何度も立ちあがって来た訳でしょう?僕は瀕死の状態から何度も蘇ってきましたよ。恐れることはありません。失敗したらまた一から始めるだけです。プライドはあるけど見栄はないんで大丈夫です。世の中には今日の食にありつけない子供もいるというのに。金を浅ましく喰らうクソみたいな見栄は捨てましょう。

だからと言って軽く考えて軽率に実行すれば確実に失敗しますよ。失敗しない様に徹底的に計画を立てて本気で実行して下さい。そうすれば人生は、パラダイスになるかもよ。

それでは。
金タロー一家FIRE!

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