セミリタイア・アーリーリタイア生活の収入源は?【仕事を辞めたらどんなアルバイトを探すとよいか】

脱サラ後のセミリタイア(アーリーリタイア)生活の収入源

若くして限られた資金でセミリタイアやアーリーリタイア生活に入るためには、不労所得が必要です。不労所得として配当や分配金が得られる投資対象は複数存在しますが、株式を主力として設定するのがよいと思います。

集中投資は危険が伴うため、少しだけ他の金融商品へも資産を割り振るのがよいでしょう。金融商品から得られる収入で足りない場合は、その不足分を補うために少しの労働を加えます。

  セミリタイア後の主な収入源

  1. 金融商品からの収入
   a. 株式投資
   b. 不動産投資(REIT)
   c. 外貨投資(FX)
   d. 債権投資
      e. その他

  2 .労働収入(雇われ)
  3 .労働収入(自営)

収入源は複数に分散しておくことが好ましいです。

配当金生活で資産を取崩さずに生きていこう

セミリタイアやアーリーリタイア生活に入った時に避けたい事は、持つ資金を取り崩しながら生きて行くこという事です。 残りの資産が1,000万円になったから後10年は大丈夫だとか、残高の減少に怯えながら生きていくことになったら精神衛生的に良い状態ではありません。というよりも、ストレスが大きすぎてむしろ最悪です。

例えば、4,000万円の資金でセミリタイア生活に入ったのなら、その資金を投資に回してそこから得られる配当金のみに手を付けるようにします。

4.000万円の資金でセミリタイア生活に入った場合で、4%の配当を得られる状態を構築しているのならば、

4,000万円×4%=160万円

160万円÷12ヶ月=13万円

月にして13万円の配当収入(不老所得)が得られるという訳です。

一ヶ月で10万円の生活費が必要な人は、アーリーリタイア生活が可能です。

一ヶ月で15万円の生活費が必要な人は、不足しているため、5万円分を労働で稼ぐことが出来れば、収入のトータルは18万円になります。そうすると3万円が残るので、それを再投資すれば、さらなる資産の増大を計りながら暮らして行く事が可能です。

足りないからと言って元本に手を付けてはいけません。元本の減少は即座に配当収入(不労所得)の減少に繋がります。元本の取り崩しは厳禁です。足りない分は労働収入でカバーしましょう。

セミリタイア生活の株式投資は配当金(不労所得)を重視

配当金

株式投資には配当を重視したり、成長を重視して配当を出さない企業に投資したり、インデックスという平均を目指すなど様々な投資法があります。

若くしてセミリタイアを実行する場合は、生活費を現金で得ていかなければならないため、配当を出す企業への投資がメインとなります。市場平均に投資するインデックス投資や成長株への投資はサブ的にポートフォリオに組込んでも構いませんが、出口の判断が難しくなるため比率は抑える必要があります(資金が潤沢な人はまた別の話になります)。

資金が限られている場合は、税引後で3.5~4%の配当利回を狙っていかなければ、セミリタイア生活は苦しくなってしまいます(これも資金力によりますが)。 そのためセミリタイア後の金融商品資産のポートフォリオの配分が最も多くなるであろうものが株式です 。

自分の投資法が確立されている方もいらっしゃると思いますので、そうでない方は続きを読んでみてください。

税引後の配当利回を4%にする

4%の現金配当(不労所得)を得るためには 、日本株式だと約2割の税金が取られることを考慮すると、税引前に5%の配当利回が必要です。アメリカ株だと約3割の税金が取られるため約5.8%の配当利回りが必要となります。税制はどの国の企業に投資するかで変わります。

6~7%の配当利回の個別株や3~4%程度の個別株、ETFなどを組み合わせて平均で税引後に3.5~4%になる様にポートフォリオを構築しましょう。

国別で税引後の値を一覧表にしてみました。間違えていたらすみません。最終的にはご自分で確認をお願いします。

 

現地源泉税率

国内源泉税率

税引後

英国 0% 20.3% 79.7%
オーストラリア 0% 79.7%
マレーシア 0% 79.7%
シンガポール 0% 79.7%
香港 0% 79.7%
米国 10% 71.7%
中国 10% 71.7%
タイ 10% 71.7%
カナダ 15% 67.7%
韓国 15% 67.7%
ロシア 15% 67.7%
スペイン 15% 67.7%
インドネシア 15% 67.7%
オランダ 15% 67.7%
メキシコ 15% 67.7%
イスラエル 15% 67.7%
アイルランド 20% 63.8%
ベルギー 30% 55.8%
スイス 35% 51.8%

外国株式に投資する場合は企業によって別途でADR管理手数料が掛かります。僕は世界各国の個別企業に投資していますが、基本的には世界トップである米国株、税制が優遇されている英国株、そして自国の日本株式くらいの分散でよいと思います。

株式銘柄の分散投資は必須

銘柄は複数銘柄に分散させて下さい。 配当重視の銘柄選定になると、安定した優良銘柄ばかり選定できないため、リスクも大きくなります。 銘柄の分散により少々非効率となり大きな利益を享受することもなくなりますが、 それによって致命的なダメージを受けることも防げます。

また、『10銘柄程度に分散させておけばリスクは十分低減でき、20銘柄に増やしてもリスクの低下は限定的である』という検証結果があるのですが、それを目にした場合は疑ってみて下さい。 検証とは前提条件によって大きく結果が変動するものです。理論は定理ではなく非常に不確かなものであるため、盲目的に信用して自分に都合よく解釈してはいけません

生活必需品セクターと一般消費財セクターとでは一銘柄のリスクは全く違います。 僕のポートフォリオの一般消費財セクターがボロボロになっていることを見れば一目瞭然でしょう。10銘柄を適当に選定して分散させただけならば投資の世界では即退場です。

高配当株はリスクの高いものが多いので10銘柄以上の分散が必要です。いきなりポートフォリオの10%がやられたら、致命的ではないですが軽いダメージだとも言えません。分散してくれている高配当ETFも存在しますが、安全になる分だけ利回りは低下していきますので 比重を抑える必要があります。

セミリタイア生活に入ったら劇的なハイパフォーマンスを求めず、確実なキャッシュの還元を求めていかなければなりません。

ポートフォリオに外貨投資(FX)を組込む

FXとは

外国為替証拠金取引の事です。ポートフォリオの10%前後を推奨します。
FXを簡単に説明すると、外貨の為替取引でドルを80円の時に買って100円になったら売り、これで20円の利益を得るというものです。

FXトレード

FXが危険だと言われる由縁

FXはギャンブルだと言われる事が多いです。それは自分の持っている資金以上の取引(レバレッジ取引)が出来るためです。レバレッジを掛けなければ、最も低コストな外貨取引が可能になります。ちなみにレバレッジ取引だと借金を背負ってしまうといった間違った情報が流れることがありますが、高いレバレッジを掛けていればそれだけ早くロスカットレートに到達するだけのことで、負債を抱えることはありません。計算が苦手でロスカットレートを算出することが出来ない人はレバレッジを掛けることは禁止です。

FX投資家と株式投資家は分かれている事が多く、両刀使いは少ないのかもしれません。FXはFX投資家以外からの評判はあまり良くなく、否定的な意見を目にすることも多いです。FXは資金力が大きいほど効率をあげられるゲームにもなり得ます。逆にいうと10万円程度では何もできません(正確に言うとトレードに参入はできるけど利幅が少なすぎて時間が無駄になる)。

だから株式よりも扱いは難しく感じられますが、外貨投資にテクニカルは不要です。株式投資しかりFXしかり、デイトレでプロやAIと戦ってはいけません。それに一国の通貨ですから、一企業に投資するよりも不安は少なく(通貨による)、流通量も半端ではありません。株式は企業が倒産すれば価値ゼロの紙屑になりますが、100円のドルが30円にはなりませんよね。やり方しだいでは、株式よりも安全です。

不動産投資にREIT(不動産投資信託)を利用する

お金持ちの多いユダヤ人の財産の管理法に三分法があります。その中の一つに不動産が選ばれています。バートン・マルキールも不動産への資産の配分を推奨しており、資産配分の中に不動産を組込むのは非常にポピュラーな投資法です。但し、現物不動産は取り扱いが難しく非常に手間がかかるので、REIT(不動産投資信託)を推奨します。不動産に100%全力を注ぐ投資家も少なくはないですが、僕はポートフォリオの10%前後が無難かなと思っています。

あまり比率を高めてはいけないと考えるのは、保有するREIT系投資信託が高いパフォーマンスを示していない現実と、今後の人口が減少していく日本では利益を上げ続けることが簡単なことではないと思うためです。

不動産に重きが置かれてきたのは、土地、すなわち領土の確保に一つのポイントがありました。上物として何があるかも重要ですが、人口減少により土地の価値が下がることがあるとすれば、その延長にある不動産投資の価値も一時的には下落していくのではないでしょうか。

加えて、日本の構造物の信頼性は非常に疑わしいです。ファンドマネージャーが構造欠陥を見抜くことは出来ないと思うので、変な物件を割高で掴まないとは言い切れません。それは世界全体で言えることです。建築の世界は未熟で恐い。そしてどこで売り抜けるかも重要で、出口戦略のために誰かにババを引かさせなければならないという、非常に難しくシビアな世界です。

課題は多く、トラブルも発生し易いと考えているので、分配金の利回りは高いものが多いものの、欲をぐっと堪えて適度に購入し、ポートフォリオの偏りを抑えましょう。

セミリタ(アーリーリタイア)生活に入る前に投資経験を積んでおくこと

投資法は様々です。僕の投資歴はそこそこ長いものの、スキルはそれほど高くありません。長さでスキルはそれ程あがりませんが、多少知識は増えます。また、暴落を経験してきているのでメンタル的には鍛えられていて、狼狽売りに走ったりすることもありません。

株式投資の基本は『安い時に買って高く売る』なのですが、多くの投資家は逆の『高い時に買って安くなった時に売る』という行動に出て、損失を確定します。

分散するのは無知な証拠ですが、無知な者でも利益を得ていくことが出来るのが分散投資。セミリタイア生活に入るなら経験を積んでおいて下さい。投資の配当で生活していくのだから、初心者レベルは卒業しておきましょう。

セミリタイア生活での仕事(アルバイト)

コンビニ

アルバイトを舐めてはいけない

精神的・経済的自由を得るためのセミリタイア生活。少しの労働収入を何から得るか?何をして働くかをもう決めていますか? やっとの事で辛い仕事から解放されたのに、 キツイ仕事を選んだり、時給の低い仕事で長い時間を拘束されてしまっては 自由なセミリタイア生活の意味は薄れてしまいます。

少しアルバイトをって考えている人もいるかもしれませんが、 アルバイトって甘くないですからね。どんなアルバイトを想像していますか? 

 求人の多いアルバイト
  コンビニスタッフ
  清掃スタッフ
  イベントスタッフ
  飲食店(居酒屋・ファーストフード等)
  介護スタッフ
  引越スタッフ
  配送スタッフ

はっきり言いましょう。どれも大変です。コンビニは多様なオペレーションをこなさなければならないし変な客もいる。 飲食店は体育会系のノリでめちゃくちゃ厳しいし、介護職は肉体労働でスペシャルハード。夜勤有りだったら生活のリズムがおかしくなります。引越しなんてもっての他で、エレベーターの無いマンションに当たった日にはどれだけしんどかったことか。アルバイトは結構大変です。 セミリタイア後はノーストレスでラクで楽しい仕事を探しましょう。

セミリタイア後は楽しい仕事を探そう

様々なアルバイトを経験して来た僕ですが、 一番楽だったのは以下の様な仕事です。

仕事内容 : 夜間受付
勤務時間 : 17:00~22:00
時給   : 1,300~1,400円(正確な金額を忘れました)
勤務日数 : 週3日(たまに土日のどちらか有)
月給   : 7~8万円
賞与   : 寸志有
年収   : 90万~100万円

こんな感じの仕事をしていた時期があります。 もう凄い楽でした。時間は遅いんですけど深夜に食い込まないので自律神経がやられたりすることもなかったです。 夜間の受付なんてほとんど人がこないからとても暇で、本を読んだり植物に水をやったりボールで遊んだり、のどかに平和に過ごしていました。

ガツガツ何百万円も稼がなければいけないという状態でないのなら、こういう楽な仕事を探すのも一つの選択肢です。 一人の仕事だから友達を増やすとかは無理でしたけどね。 他人とわいわい楽しくやりたいって人もいると思いますから、あくまで参考までに。 あ、他には、プールの監視員も楽でした。見てるだけ。年齢的に今は雇ってもらえないかもしれません(笑)。

セミリタイア生活を支える第三の収入

かばん

第一の柱は投資による配当金(不労所得)です。第二の柱は雇われて働く労働収入です。そして第三の柱となるのは、雇われずに働く労働収入です。

例えば知人の奥さまは、自分でカバンなんかを作って売っています。本を転売している人もいれば、人の相談に乗る、なんていう仕事もあるみたいです。着物の着付けを教えたりしている親戚もいます。自分の能力を最大限に発揮して価値あるものを提供し、それが収入になると嬉しいですね。

僕の場合はこのブログです。まぁまだ『柱』と言うには細すぎですが。ブログのメリットは在宅ワークなので時間の融通が効いて通勤時間も不要です。対人ストレスもゼロだし、疲れたら遠慮なく直ぐに休めます。デメリットは・・・。労力に対する対価が・・・。才能のある人なら大きく稼げるのかもしれません。

セミリタイア・FIREする方法のまとめ

セミリタイアに必要な金額

セミリタイア生活に必要な資金は、質素に暮らすとしても最低でも2,000万円以上は必要です。6,000万円があれば多少のゆとりも生まれます。もちろん多ければ多いに越した事はありませんが、さすがに一億円を貯めてから、となると一体何歳になっているのか。どのタイミングで実行するかはあなた次第です。

目指すべきアセットアロケーションと利回

資産配分の主力は高配当戦略の株式投資。それに安定株式やインデックスやETFを混ぜていき3.5~4%の利回りを目指しましょう。そして株式だけでなくREITや外貨に分散しておく事が良いのではないかと考えており、僕はそういうアセットアロケーション(資産配分)を組んでいます。

これが完璧だということではありませんので、自分で強固で簡単にはゆるがない最高のポートフォリオの構築を目指してみて下さい。

柱の複数化とリスクへの備え(年金は減る)

収入は第二の柱、第三の柱として複数個あれば心強いです。投資収益による一本化はリスクもあるという事は理解しておきましょう。また、退職する時期が早ければ早いほど厚生年金の加入期間も短くなりますから、65歳から受け取る事が出来る年金の金額も少なくなります。その覚悟も必要です。国民年金だけでは微々たるものですよ。僕は年金を当てにしないで生活できる状態を作りたいと考えています。

セミリタイアもしくはアーリーリタイア生活に入る時は、得られるプラスの側面と、失う負の側面の全てを理解した上で『こんなはずではなかった』なんて後悔しないようによく考えて実行しましょう。

FIREは誰でも目指せる

セミリタイアという環境を手に入れる事は、ある程度の時間さえかければ誰でも到達可能です。さすがに20代や30代前半でのFIRE(Financial Independence Retire Early )は難しいですが、優秀な高給取りしか目指せないものではありません。

これから先は、FIREを選択する人も増えて行くのではないかと思っています。

それでは。

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