金タローの脱サラ世界投資

脱サラを目指して高配当戦略(株、REIT、ETF、FX)で資産を運用中

自己紹介~就職氷河期編

職探し

中高でさほど勉強していなかったのに大学に進学しました、なんて美談はありまっせん!!
おもいっきり就職活動ではつまづきましたから。

就職浪人

就職氷河期なんて言葉が、あの時にあったかは覚えていない。周りはちゃんと仕事をみつけていき、僕だけが遅れをとった。友達は彼女をつくって楽しそうにしていて、デリカシーなく楽しそうな写真を見せてくる。ロンリ―金タローは孤高のドライバー。膨らみすぎた劣等感から、少しづづ携帯から連絡先を削除。削除。削除。

何社応募したかわからないくらい落ちまくる。 面接官がガムを食べているときもあった。 名前だけ書いて、お帰り下さい、なんて日もある。人対人のやりとりではない。 圧迫面接で耐性を見るなんてレベルでは済まないほど、否定され続ける日々。

今日も僕は何も手を出せない奴らのストレス発散サンドバック。さぞ楽しいでしょうなあ。 この気持ちを想像することは他人には不可能。立て、立つんだ、って言われても。

これが同じ日本人のやることか。 思いやりのある国だとか、礼儀正しい国だとか、働きものの国だとか。言われるほどいい国じゃない。 陰湿で姑息で弱いものをいたぶるのが好きな国、ザ、ジャパン。

夜、寝る前に天井を見る度に、明日がくるなと願った。

学生の頃はバイトに落ちるなんてことはなかった。 この頃はバイトすら決まらなかった。

お金がない

職探しは金がかかる。
10km~20km程度ならチャリンコ移動だ。しかし他県を受けに行くとなれば、交通機関の利用は避けられない。 写真代も馬鹿にならない。

お金がない。
60円の新しい消しゴムが欲しい。ホームセンターで30分迷って買えなかった。

足となる自転車はゴミ捨て場で拾うことができた。 カギがないからしょっちゅう警察官にとめられる。

「家どこ?えらい遠いとこから来とるな。それ、自分の自転車か?」

警察官は相手の目を見てそらすな、という教育を受けているに違いない。いつも、にらんでくる。2人いれば必ずどちらかが睨み担当で、泥棒扱いだ。

何のドラマだったか、

『この国じゃ学の無い奴は犯罪者と同じ。』

染みる。確かにそーだよね。

お金がないから、友達とファミレスに行っても何も頼まない。 奢ると言うが、友達は対等じゃなければならない。

10代の頃は、何が面白いか、どうやったら友達が笑うか、喜んでくれるか、そんなことを考えていたのに、この頃は妬みや嫉妬ばかり。削除。削除。携帯に残っている連絡先はあと僅かだった。

捨てる神あれば拾う神あり?

そんな中、少しでも自分のスキルをあげるため、勉強会などに参加したり悪あがきをしていた。 そこで知り合った、全然知らないおっさんがつなぎの仕事を紹介してくれるという。

何でも自分の娘も仕事が決まらず、学校に資格をとるために通いなおしているそうで、大変やなー、と僕に同情してくれる訳。同情するなら金をくれ、ってなドラマもあったけど、実際知らない人がいきなりお金くれたら怖いよね。惨めだよね。

当時はまだインターネットは使いづらく、誰もが簡単に多くの情報を入手できる時代ではない。ピーガガガーって電話回線でアクセスして1ページ開くのに何分もかかるような時代。 近くの範囲の友人は皆成功していったので、報道では聞くものの、他にも負け組みがいるという事をあまり実感できないでいた。 僕みたいな人間が身近にいると知り、すんごく安堵した。ホッ。

そしておっさんはこう言う。ここで小遣いかせぎながら頑張りと。

当時の僕には驚くほどの好条件だったので、もちろん無視した。

子供の頃から慣れていた。 何かクラスで配られる時、僕にはまわってこない。 足りないから君は我慢してね。といわれるのは想定内。 僕はいつもこう答える。あ、大丈夫です。 お兄ちゃんなんだから我慢してね、も日常。

おいしい話がある訳ない。人を信用してはならない。期待すれば裏切られる。それが世の中だ。

第2回目の勉強会はバックレていた。疲れたよ。そんな頑張れないよ。って時だってある。 そしたら、電話がかかってきた。勉強会で電話番号を提出していたからだ。

「2回目こなかったなぁ。なんで連絡してこない?まってるのに。」

赤の他人からものを恵んでもらう筋合いはないが、試しに話を聞きに行くことになった。

有給休暇もあるちゃんとした凄く割りのいい仕事だった。結局それで食いつなぐことになった。バイトとは言えそのおっさん、いや、Sさんに感謝した。

僕は運がよかった。勉強しながらお金がもらえた。でもずっとこんな楽な仕事してたらダメになると思って動き続けた。この間に急速にネットが発達し、職探しが劇的にやりやすくなってくる。

そして、メーカーの設計職に就くことになった、のであーる。

つ・づ・く