金タローです。
有給休暇をちゃんと取得していますか?
イギリスでは28日、オーストラリアやフランスは25日、我が日本は10日の付与日数が定められています。やはり日本は少ないです。
でも10日どころか、全く有給休暇を取得できない環境にいる人達もいるでしょう。辛いです。働き方改革で年間5日の有給休暇の取得が義務となりましたが、これが救いになると良いですね。
有給休暇の平均取得日数
平成30年度の就労条件総合調査によれば、日本人の有給休暇の平均取得日数は9日となっています。
ホワイト企業が20日取得してブラック企業が0日なら、平均10日になりますから、あまり平均値に意味はないかもしれません。
ブラック企業が年間休日96日で有給休暇が0日。ホワイト企業が年間休日120日で有給休暇が20日とするならば、ブラック企業に所属した者は一年間に約2ヶ月も多く労働漬けにされている訳ですね。格差です。
有給休暇を取得するメリットはお金!
有給休暇は取れないものだと諦めてはいけません。有給休暇の恩恵がどれほど大きいかを考えた事がありますか?ただ仕事をしないでいい日を作る、なんてそんなものではありません。
例えば一日休みを取れば、ゆっくり体を休める事が出来るし金銭的にも以下のメリットがあります。
- 交通費が浮く(車通勤ならガソリン代)
- 食費が浮く(自宅で昨晩の残り物などで安くなる)
- 副業に時間を注げる
有給休暇を取得すれば、金銭的には得だらけです。交通費が300円、食費が200円、副業で3時間のアルバイトで3,000円としましょう。
年間20日間の有給休暇を取得する人は、3,500円×20日=7万円
有給休暇を取らない人は10年で70万円分を損しました。図々しく取得した人は得をして、遠慮した人は貧乏になります。副業をしないにしてもその間に旅行に行った人の価値はプライレス。
真面目な人は馬鹿を見る。積極的に取得するための努力をしましょう。
有休の取得を阻むのは上司
自分が有給休暇を取れる環境にいる人は簡単に、
『何で休まないの?権利じゃん。』
とか言うけれど、それで事が済むなら苦労はしませんよね。
取りずらい職場で事前に届けを出しても、却下するこわ~い上司がいます。上司が有給休暇を認めないのは仕事がまわらないから、という事よりも自分が取れていないのにという腐った根性による所が大きいでしょう。ただの意地悪かもしれません。
会社は従業員を生かさず殺さずこき使いたおしてナンボです。社風がそうならどうしようもないです(泣)。一人で戦っても負けますから、同僚とスクラムを組むか、働き方改革で改善される事を祈りましょう。
有給休暇をフル取得する方法
お金のためには有給休暇を取得することは重要なミッションです。
ちなみに20代の頃は結構遠慮していました。今は事前申告のフル消化です。もちろん他部署からのクレームは凄まじく、何で休むのかと、いちいち根掘り葉掘り聞かれます。嫉妬や妬み、俺は休んでいないのに。わかります。
でも、いい子ちゃんでいると損をします。休めば得だらけです。但し、仕事をこなす能力も無いのに権利ばかり主張していると、合法的に抹殺されてしまいますからそこは気を付けることが必要です。
有給休暇をフル取得するためには、とにかく上司に気に入られる事。普段から上司にゴマをすりましょう。おべんちゃらを言うことだけがゴマすりではありません。仕事で徹底的に役に立つ存在になるのです。圧倒的な力を見せつけるのです。但し、上司が得意な分野を侵さないように。
上司が心の中で快く思っていなければ、その後の給料アップは望めなくなるかもしれません。辞めてもいいと考えているなら関係ないですけれどもね。僕は会社に長くいる気もありませんが、上司を敵に回す様な事はしていませんよ。
有休は計画的に。
それでは。
とーちゃんにまかせとけ!