インデックス投資を避ける理由【初心者の株式投資-高配当戦略】

金タローです。

僕の投資戦略の要は『節約』による入金と『高配当投資』です。それがアマチュアの低所得者でも資産を増大させることができる最善の方法だと考えています。

高配当戦略をとるということは『配当』を出す企業に投資するということですが、この方法をとるに当たっては『無配』の輝かしい2つの投資先を控えるということに繋がります。

それは成長株と市場平均(インデックス)投資です。

今回はインデックスに着目しての見解を述べたいと思います。

インデックス投資とは

日経平均やTOPIX、S&P500、ダウ平均のような株価指数と連動する投資をインデックス投資と言います。多くの銘柄を組込んだ投資信託やETFを買い、市場平均に準ずるリターンを求めるという戦略です。

競争相手は誰か(敵を知り己を知る)

投資の世界において我々が相手にするのは、自分と同程度の能力のクラスメイトではありません。ハイレベルの大学を卒業して毎日競争の中を生き抜いている機関投資家です。個人投資家は、情報や知識、経験を備えた機関投資家には勝てる訳がないと思っておくべきです。

インデックス投資の優位性

インデックス投資というのは、長期でみれば多くの場合、アクティブファンドの成績を上回ります。

頻繁に売買を繰り返す取引は手数料や税金も重荷となり、アクティブファンドマネージャーは数年単位の短期で市場平均を上回ることはあっても、長期でみれば70~80%のプロのマネージャーが負けています。

機関投資家の中ですら勝っているのは一部の者。その多くは市場平均を上回る成績を出し続けることが出来ていません。

株の動きは法則性のないランダムウォークとされるものの、実は『平均への回帰』という明確な傾向があり、インデックスを上回ることのできる投資家はごく一部しかいないため、インデックスは優れた投資法という結果が示されてきました。

歴史上、一般の投資家が時間と労力を存分に割いても、何も考えないインデックス投資を行なった人に勝てなかったケースが多いのです。

バフェットの言葉を免罪符にしてはならない

ウォーレンバフェットも一般の投資家にはインデックスを薦め、死後に備えて自分の妻にS&P500(市場平均)に投資せよと言ったそうです。しかしそれは一財を成し得た彼の資金力を持ってしてのことではないでしょうか。

スタート地点でそれなりの財力があれば、インデックスや類似した微々たる配当しか出さない金融商品を選択したとしても、彼の奥様は生活に困窮することはありません。

また、この言葉のおかげで多くのマネージャーは、こういったインデックス系の商品を薦めやすくなりました。何かあったら、『だってバフェットが言ってたもん。』って逃げられるのですから。
当の本人はインデックス投資家ではありません。

インデックスを薦めない理由

インデックスは優れているが最善の選択ではない

僕はインデックス投資は優れているが最善の投資戦略だとは思いません。投資資金が潤沢でない一個人投資家が市場平均程度のリターンで満足できるでしょうか。

経済成長の芳しいアメリカですら市場平均のリターンはインフレ率を考慮すればわずか4%~6%程度となり、さほど高いものではありません。日本人にとって外国への投資は二重課税となるため下限値でみておいた方が懸命です(二重課税に関しては控除申請が有りますが、自分の所得税額や住宅ローン減税など、他の控除申請との兼ね合いもあるため、全額を取り戻せると甘くみないでおきましょう。)。目標はなんでしょうか?一生社畜として働き続けて、お金持ちになるのが50年後でもよいですか?

それもよいでしょう。投資期間を自分の世代で区切る必要はありませんから、そういう超長期的な時間軸で捉えている人は素晴らしいと思います。

但し、自分の年齢や資金力、求めるリターンによって、最善の策は異なるもの。

僕の場合はNoです。

目をそむけずに最悪のパターンを想定しておくこと

特に長期に渡り停滞した日本のボックスのような相場ならば、なおさら推奨できません。例えば、ETFや投資信託で配当のないインデックスを購入した場合、ボックス相場ならどこかで売り抜けなければ利益の確定とならないのです。

人の心理は株価が上昇すれば、まだ上がると考え保有し続けるものだし、10年後に元の株価に戻ってしまったら、長い月日を経てのゼロリターン。インデックス投資とは超長期で見守るのが基本の投資法であり、短期売買に用いるものではありません。

そのため、インデックスを扱う投資家は過去のピークに戻るまでの期間を意識しておく必要があります。日本経済においては未だ過去のピーク値に数十年を費やしながらも戻していないし、アメリカのS&Pも1966年のピークに戻すまでに16年の停滞期を経ました。

僕が投資を始めた初期の頃はインデックスの投資信託を買っていました。手にした書籍で薦められていたからです。これで本当に資産が増大するのかと常に腑に落ちない感覚がつきまとっていました。わかってしまえば単純なことでも、一人で歩んでいると、今の答えに辿りつくのには時間を要しました。

インデックスや類似した金融商品への投資は非常に楽な様ですが、経済が右肩上がりに成長していくことが必須の前提条件です。ここ直近のアメリカならば、アクティブファンドの成績を上回ることも可能で素晴らしい結果を出しているでしょう。
安易にこれからもそうであると考える事には注意が必要だと思います。

市場平均を超えろ

投資において歴史を学び、過去にどのような動きをしてきたかを知っておくことは重要です。同じく大切なのは、過去の環境とは異なっていることを認識し、過ぎ去った実績とロマンに捕らわれていてはいけないということ。

5つ星のついた投資信託を購入して、その後に星が一つまで落ちるということを経験してきました(泣)。モーニングスターも星の数と未来のパフォーマンスは何の関連性もないと答えています。

右肩上がりでなければリターンがゼロになるという手法に全てを捧げるということは、リスク管理としては未熟だということです。

『儲かるかもしれないし、儲からないかもしれない。』

これは元来のインデックスではあり得ないとされていることですが、これから先の未来ではこれに該当する可能性もあるのです。

過去のS&P500のインデックスと、S&P10種(高配当10種類を選ぶ手法)では後者の方がリターンが上回っているので、指数連動に投資する場合は配分をよく考え、市場平均に集中投資するというのは避けた方がよいと思います。

終わりに

僕が言いたいことの本質は、インデックス投資を否定することではありません。組込比率を考慮して欲しいということです。インデックスは多くのファンドマージャーをごぼう抜きした投資のオールスターですから、馬鹿にできるものではなく僕のポートフォリオにもほんの少し入っています。ほとんどの投資家がインデックスに勝つことができないという事実を認め。

基本的には経済は成長していくもの、という考え方は正しいはずです。ただ、歴史的には日本には失われた20年が存在し、過去のアメリカにも数十年という停滞期があったことを忘れてはなりません。

個人投資家がやるべきことは、情報量や資金力で圧倒的に勝る優秀な機関投資家と競うことではなく、どのような状況下におかれてもよい様に資産配分を練り、強固なポートフォリオを構築すること。

僕が高配当戦略を取る理由は、停滞期であろうがキャッシュを享受し続けることができるためです。経済的・精神的自由を勝ち取るために頑張りましょう。

それでは。

株式投資の未来投資の初心者向け資産増大法【長期で高配当株への再投資が最善策】

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