金タローです。
お正月の連休も終わり仕事が始まりました。だるいです。なかなかエンジンが掛かりません。
ところで子供がもらったお年玉はどうしましたか?もちろん親が回収しますよね。当然のことです。小遣いなんか100年早い。
『とーちゃんが預かっておいてあげよう。』
と言うと、4歳の娘は
『とーちゃんには騙されないぞ!!』
と言って、ポチ袋を握りしめて走って逃げました。
この懐疑心。子供とてあなどれません。当日の回収は無理だったので、数日後にひっそりと実行しました(笑)
と言っても、黙ってパチンコ代にしたりはしませんよ。
ジュニアNISAを利用して楽天VTI(楽天・全米株式インデックス・ファンド)を代わりに買っておいてあげました。学費や家計費に使うのではなく、20歳になったらそのまま譲ります。
楽天VTIと本家VTI(バンガード・トータル・ストック・マーケットETF)は、どちらがお得?
経費率では断然本家が安いです。何たって0.03%ですからね。10年ほど前に僕が買っていた米国インデックスは1%は取られていましたよ。
楽天VTIの方ですが、公開されている部分だけで約0.2%。当然と言えば当然で、楽天VTIは仲介業者が間に入るんだから本家より安くなるはずがありません。信託報酬以外にも、保管費用や監査費用が掛かり、正確に把握することは出来なくなっています。
また、本家VTIは分配金が出ますが、楽天VTIは無分配です。完全に無分配だと決めているのではなく、基準価額水準、市況動向等を勘案して決定することになっています。
ただこれも本家から楽天への分配金は課税を受けるはずで、残りはファンド内でどう使われているのか。多少は経費に消えているのでしょうか。留保益の運用については、特に制限を設けず元本部分と同一の運用を行うそうですので、基準価額に反映されるということでしょうか。仲介業者を通したVTIへの投資ですから、パフォーマンスが本家を上回るなんてことはないでしょうが、ポイントなど、そういった面での勝負になってきますかね。
国内課税の2割の影響と、ファンドのブラックボックスの部分。
どちらが勝るのか。資金流出が始まると本家との乖離が進むのか等、よくわからない部分も残ります。
50歩100歩?
まぁ少額だと楽天VTIは買いやすいです。これが一番のメリットです。ですが自分の口座はやっぱり本家のETFを購入しています。課税されるとは言え、分配金をその都度受け取りたいですから。アーリーリタイアのための適度な自動利益確定装置。
子供のためのジュニアNISAには関係ないですね。
それでは。