三メガバンク終わりの始まりか【販売ノルマを無くす三菱UFJとみずほと三井住友の行方】

金タローです。

銀行の窓口で金融商品を購入してはいけない。投資家の常識は世間の非常識とでも言いましょうか、一般の人は知らない人も多いです。ネット販売ではない窓口で購入するとなれば、高い手数料のモノを売りつけられてしまうのは当然のこと。その場の勢いや付き合いで買っていたら、資産が減少していくことになってしまいます。ご両親が悪質な金融商品に手を出すことの無い様に注意してあげて下さい。

銀行は利益率の高い商品を売りたい

銀行員も人間ですから、自分にリターンの高いものを売りたいと考えます。より高い利益が取れる投資信託を。投資信託よりも利益のとれる保険を。売り上げは人事評価に直結し出世にも繋がるともなれば、それはもう行員は必死です。

売らなければならない理由はノルマ達成のため

頑張らなければならない理由は他にもあります。それぞれ行員はノルマを課せられてきました。企業の営業マンにノルマがある様に、銀行もまた例外ではありません。目標を達成するために働くことはごく普通のことです。

ノルマを達成するためには、顧客第一主義ではいられません。銀行が儲かる商品を売りたい。慈善事業ではないのですから当たり前です。

しかし令和となり、三メガバンク(三菱UFJフィナンシャルグループ、三井住友フィナンシャルグループ、みずほフィナンシャルグループ)が、ノルマを廃止するという方針を示しました。

三メガバンクがノルマを廃止する理由

銀行

三菱UFJフィナンシャルグループが4年連続で減益となるなど、銀行業界は超低金利により苦境に立たされています。それなのに、

三井住友フィナンシャルグループの大田社長はノルマ達成のために無理な販売を行ってしまうという懸念があると述べ、三井住友銀行の個人目標を店単位にするとしました。また、みずほ銀行も本部が支店の目標を決めるのではなく、支店独自で目標を設定する様に変更しました。

しかし、これは慈愛の精神に目覚めた訳ではなく、背景は金融庁に迫られたためです。ノルマの廃止が投資信託の販売減少に繋がるかと言えば、短視眼的に見れば、その可能性はあります。しかし、投資の初心者もネットの普及で力を付け易くなっていますから、このままではどうせ売れなくなっていきます。手数料が高くリスクの高い悪質な商品は淘汰されてしかるべきこと。

これからの銀行

これまで日本の銀行は、金融商品を売ることに重点を置いてきました。それが顧客の資産を減少させるものであったとしてもです。これから先、一般の消費者も投資の知識を増やしていくので、一部の思慮の浅い銀行員の薦める商品を購入することがいかに愚かしいか見抜けるようになっていきます。

だから銀行は、顧客の資産を増やせるプロにならなければならないということです。それが銀行が生き残る道であり、それを成した銀行が一歩先へ進む事が出来ます。

まぁ個人のノルマが廃止されたとは言え、支店単位では残っている訳ですから、急に行員が気楽に過ごせる様になるとも思えません。形を変えた圧力が掛かり続けることでしょう。

それでは。

とーちゃんにまかせとけ。

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