賃貸ですか?持ち家ですか?
不動産は最後に売り抜けることが出来なかったら、負の遺産として残るかもしれません。当然のことながら、不動産の解体費は自己負担ですからね。
鉄骨構造など、立派な家を建てるほどに解体費は大きくなります。
戸建てではなく、マンションを所有した場合に最後にどうなるのかは、例が少ないので考えていない方も多いのではないでしょうか。
以下の様な記事を目にしました。
滋賀県野洲市は29日、今月末に行政代執行での解体を終える空き家マンション(同市野洲)の解体工事費が、1億1800万円となることを明らかにした。市は7月18日に代執行の終了宣言を行った後、所有者9人に費用を請求するとしている。
解体工事費が一人あたり約1,300万円というものです。シャレにならない負担です。
怖すぎますね。こんなことになったら並みの人では人生計画が大きく狂ってしまいます。
修繕をあきらめたようなマンションって結構あるものです。やたらに低い修繕積立金を設定しているマンションとかは要注意。戸建てのメンテナンス費用だって馬鹿にならないのに、マンションがそんな安い費用でメンテできる訳ないじゃん、てな。
コンクリートや鉄は永久素材じゃないですからね。足場を組むだけでも相当な金額になりますよ。ボロいマンションを相続してしまったら悲惨なことになるかもしれません。
中古マンション投資などに興味のある方も、ババを引かない様に気を付けましょう。不動産屋は平気でババ商品を掴ませようとしてきます。
一回見に行ったら電話めっちゃ掛かってきますから、覚悟してね(経験上)。
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