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激安ビルダーの注文住宅はあの世行き【毒を食らわば皿まで】

金タローです。

僕は家を建てるために10社以上に見積もりを依頼しました。その中で最も安かったのが大手C社。総支払額の予想が1900万円(地盤改良と外構の200万やその他の諸費用を含む最終予想金額)でした。他のメーカーと比べて圧倒的な安さで、建物部分だけの価格をみれば1500万円未満です。

大手C社はトラブルの巣窟

CMでおなじみの建売を大量に販売しているメーカーです。大量生産でコストを抑えているため他と比較して大幅に安く、上位との差は1000万円以上にもなりました。

安ければいいという考えの下、最初はそこに頼みました。しかし、担当者と上手くいかず断ることになってしまいました。もしかすると『ウチはヤバイから止めときな』という優しさだったのかもと、いい様に解釈しています。後から聞いた話では、C社の物件は非常にトラブルが多いそうです。

他社の営業マンから「弊社が期待に添えないなら他に依頼されても構いません。でもC社だけは辞めて下さいね。C社の物件は瑕疵保険が切れた10年目くらいからトラブルが多発しますから。」と、言われました。

ちなみにC社の話をこちらから振ったことは一度もありません。他にもいろいろ教えてもらいました。普通のハウスメーカーがはじくような下請けを使い、施工中のトラブルに始まり施工後まで、工事の質が非常に悪いそうです。確かに構造を調べると、安いが故にいろいろ省いている様ではありました。ただ、調べることが出来る、ということは堂々とやっている訳です。

そのためC社の建売が悪いかどうかはわかりません。但し、注文住宅の場合は『耐震等級は取らない』と言っていたので、C社で進めていれば後悔することになっていたと思います。しかし安さは正義。僕が建てる場所は治安が悪くて外構必須。超軟弱地盤のため地盤改良は絶対。そのためその対応費用が200万円。その費用にエアコンやカーテンや予備を含めて1900万円なのです。よい土地ならば200万が不要なので各種諸経費込みで1700万円。新築がですよ。いや、やっぱりヤバいかな。どう思います?

D社は半分以上が欠陥住宅

手すり D社は急速な勢いで拡大しているローコストメーカーです(名前を出せなくてすみません)。有名芸能人を使い宣伝しています。

見積もりを取るためサイトから問い合わせをしましたが連絡はありませんでした。相当忙しいのかもしれません。その後、非常に雑な施工をしている事が判明し、10件中半分以上が欠陥住宅になっているという記事が出ました。自分が頼んでいたらと思うとゾッとします。関わらなくて助かったと思いました。

C社しかり、他より格段に価格が低い、ということは考えるべき裏があるということのようです。

極悪ビルダーの回避方法

危険だと思う低価格メーカーもモデルハウスに行けば立派なものが建っています。逆に、ぱっと見の外見からこれはひどいな、とわかる家なんてありません。プロが床下や天井など、しっかりと見ないとわからないと思います。表面上に目にする設備は、LIXILであったりTOTOであったり、その家の本質的なつくりとは関係のない設備メーカーのものです。そのため、まずチェックできることは、家をどのように造っているかの姿勢です。

耐震等級が3であること

今時2はないです(僕が依頼した2階建てにおいて)。ちゃんとしたメーカーなら3を取ろうとします。この日本で耐震はいらないと考えていることが不思議です。その姿勢は他の部分に表れると思います。

長期優良住宅に対応できること

長期優良住宅を申請すれば、認定のためのチェックが入ります。でも形式上の軽いチェックだと思うのでさらなる第三者機関の利用もありですが、建設途中で悪いと発覚しても、時すでに遅しで、そこからメーカーを変更することもできませんのでこれは気持ち程度です。

屋根材は何を使っているか

僕はスレートよりも瓦の方が好みです。絶対ではないですが、スレートならホームセンターで触ってみて下さい。非常に薄く脆さがわかります。色あせの問題ではありません。軽いというメリットはありますが、瓦が重いということをデメリットとして対抗しているのは間違いだと思います(その重さを基にした設計にするので)。施主が初期費用を抑えたいと言ってスレートを選択するならよいですが、説明もなく初めからスレートを組み込んでくる所はどうかな、と思います。

壁(サイディング)の裏はどうなっているか

最外壁の裏にボードを貼らず、いきなり断熱材があるメーカーもあります。コストダウンのために省いているのか通気性がいいと考えるか、自分が納得できればよいですが。

地元での情報収集が一番大切

ハウスメーカーはそれぞれの地域に下請けの工務店があるので、自分が建てる地域の情報が必要です。展示場を回れば営業マンが良いこと悪いこと、『あそこだけは辞めておけ』という、たくさんのことを教えてくれます。意外と皆、競合するライバルの悪口は言いません。

不動産屋に行けばヤク○の多そうな地域を教えてくれるように、ハウスメーカーの営業マンも、本当に危なそうな所やトラブルの経験談を教えてくれます。インターネットも活用しつつ、足を使って顔を合わせて情報を仕入れましょう。

激安物件に挑戦していい人

住宅購入のための費用は少しでも抑えたいところです。全てのローコストビルダーが悪いとは言いません。しかし見極めは難しく、安易に手を出せば、後々苦労を背負う確率は低くはないでしょう。もし仮にトラブル物件を掴んでしまった場合は、精神的なストレスを大きく抱えることになりますし、訴訟ともなれば金銭的なことに加え何より時間を取られます。

家というものはかなり雑に造っても数年でガタがくるものではないそうですので、瑕疵保険の切れる10年くらいでダメになるというのが最もタチが悪いですね。安物買いの銭失いにならないように気をつけたい所です。

但し、大手高級メーカーで何千万円も使って一生に一度だけという考えではなく、『安い所でニ度建てる』という考え方もあると思います。どんなに高級メーカーであっても、30年後には時代遅れのダサい家になっている可能性はあります。ITやAIがめざましい進歩を遂げるているのだから、30年後の住宅は今とは全く異なるものになっているかもしれません。

もう一度建てる(マンションなどへの住み直し)等の考え方で欠陥ありきの激安物件に手を出し、MAXの耐用年数を20年程度に捉えて一度目の費用を抑えるというチャレンジの仕方もなくはないと思います。

それでは。