長期(株式)投資で失敗する前に【長期投資家の盲目性は万死に値する】

 

金タローです。

僕は高配当戦略を軸とする長期投資家であり、成長株には気をつけています。しかし、いずれはアップルやグーグルの株を欲しいとも思っています。何故だかわかりますか?

かつてのIBMがグロースだった様に、これらの成長企業もいずれは落ち着く日がくるからです。グロースはバリューとなりて投資家に富をもたらす。今はまだその時ではありません。

長期投資家の安定性は短期売買派のそれを凌駕します。しかし、長期投資に弱点がない訳ではありません。

短期動向は注視しつつも惑わされるな

2019年3月、S&P500種株価指数は5カ月ぶりの高値をつけました。米原油相場は2019年の年初から約30%上昇し、1バレルは60ドルに迫っています。S&P500種指数は2800付近で最高値は2018年の2930です。

市場関係者の多くは短期相場に注目しすぎていると思いませんか?プロ達は日々の結果を出さなければならないため、市場では短期の情報に満ち溢れています。市場での長期と言えば、せいぜい数週間の期間を指しているものが多いです。

成長株を長期的に捉えろ

逆に投資家は、長期で捉えすぎる場合もあります。不確実な未来の環境下での永続性を信じて私財を投じる長期投資家を名乗る者達。

企業には繁栄と没落のどちらの可能性も存在しているため、投資家は常に世界情勢と企業の動向を見極めなければなりません。

例えば一つの目安として長期投資家が見るべき項目は、設備投資です。

2018年のS&P500種指数採用企業の設備投資額は7130億ドル(約79兆円)です。
同様に、アルファベット(グーグル)は2018年に251億ドル、フェイスブックは139億ドル、アマゾンの設備投資は113億ドルでした。

長期投資家の分類と長期投資の弱点

長期投資家にもいくつかのスタイルがあります。長期的な成長に伴う恩恵を受けることを目指すインデックス派。高配当を重視する者。

前者と後者は企業を信用しているかどうかという所に大きな違いがあります。前者は経済の成長と企業を信じ、後者は経営者が間違いを犯すことがあるとして企業を信じずに自社株買戻しなどよりも、定期的で確実な現金の還元を求めます。

自分ではそう考えていなくとも投資行動としてはこういう分類です。高い配当を求めるということは、企業が成長のために使うことが出来た資金を奪うということですから。

だから僕は高配当戦略の悪いところも認識し、自分の投資戦略を常に疑いながら
投資をしています。

長期投資の落とし穴

投資家は、長期投資の罠に気をつけなければなりません。最新の研究によると、何年も先のプロジェクトに多額の設備投資を行なった企業は失敗するケースが多いと発表されており、バージニア大学法学教授のミカル・バルズーザ氏は、『長期プロジェクトは変動率が高く過大評価されやすい』と述べています。

例えば、2000年代にグローバル・クロッシングとクエスト・コミュニケーションズ・インターナショナルという会社がありましたが、巨大光ファイバー網の構築に数千億円を投資し破綻しました。

経営陣も人間です。失敗だと気づいても認めたくはないでしょう。人間には高いプライドや面子と保身の感情があり、地位を得た人間にはその傾向はより一層強く表れるものです。

心理学的には、人間は損失が出ればさらに多くの資金を投じるとされています。
損失を埋めようとさらに資金をつぎ込む「サンクコスト(埋没費用)バイアス」 です。

長期投資ならリスクはない、という考え方は間違いです。したがって投資家は、長期に渡り経営陣に全てを任せきりではいけません。

これからから時代の長期投資家に求められること

輝き

主要グローバル企業で1年以上先の設備投資見通しを発表しているのは2割程度しかありません。

これからの時代の長期投資家は、株主として企業が長期目標に対してどのように動こうとしているかを見守る必要があります。かつての様な強固なお堀が永続する時代は終焉を迎えようとしているからです。随時の進捗を把握できるようなシステムを求めていかなければならないのです。

それでは。

とーちゃんにまかせとけ。

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