金タローです。
先日、5歳の息子が微熱を出しました。連日に公園で少し運動をさせ過ぎたかなと反省していた夜中、子供が起き上がり頭が痛いと言って泣き叫んで鼻血を噴き出したのです。これはいかんと思い、病院へ連れて行こうかと考えましたが、どうやら寝ぼけている?寝ぐずりの様な感じでもありました。
鼻血を処置して体をさすり、落ち着かせて少し待ち、どこが痛い?まだ痛いの?と聞くと、
『もう痛くない。』
と言うのでホッとしました。
その日は暑かったのに少し厚めのパジャマを着ていたこともあって、のぼせてしまった様です。だから薄手の物に着替えさせて、頭を少し冷やしてやると直ぐに眠りにつき、事なきを得ました。
子供が高熱の時は自己判断するべきでは無い
子供は大人と違って痛みを正確に伝えることが出来ません。どこがどう痛いかが自分では分からないのです。泣いているとパニック状態です。
だから、発する言葉を信用してはいけません。体温を計り高熱ならば、病院で医師の診断を受ける必要があります。
自己判断をしてはいけないし、軽く考えるのは気を付けて下さい。あまりに高い熱がある時は、何かあってからでは遅いので医療機関で見てもらうべきです。何度か相談窓口に電話したこともありますが、明確な答えが貰える事はあまりありません。子供が寝ているなら、様子を見て下さい、と言われるだけかもしれません。
様子見と言われたら別の病院へハシゴするべき
以前息子がもっと小さかった時に、高熱を出したことがあります。夜中に病院に連れて行きましたがそこでは、原因はわからない、他の病院に行って診てもらっても構わないし、そのまま帰宅し様子を見てもいい、という事でした。
何もはっきりとしたことは言わないんです。若い頃に医学部の講義を見る機会があり、そこではこう教えていました。患者に訴えられない様にするために、原因がわからない時は堂々と薬を処方して帰宅させろ、と。
患者に訴えられないことが一番でしょう。お医者は神様ではないことは分かっています。万能を期待してはいけません。しかしそれが頭をよぎり、彼らは責任を持って言葉を発していないケースもあるということを思い出しました。帰ってもいいと言われて真に受けて帰って何かあったら、後悔することになります。この時救いであったのは、逆に『風邪』という診断をしなかった事と、他の病院に行くという選択肢も与えてくれたことでしょう。
その時は直ぐに別の市にある他の病院に車を走らせて、別の医療機関を受診しました。結果は即入院でした。処置が遅ければ内臓にダメージが残ったかもしれません。わからないなら、別の医療機関に行く事を強く薦めるべき立場にある人間がそれをしないという現実。中には帰宅し様子を見ると言う選択を取ってしまう人もいると思います。
手遅れになる前に、自分の子供を守る事が出来るのは親なのです。
節約で車を保有しない事はリスクかも
資産の形成において、車は金食い虫であり負債であるという考え方があります。節約のために車は保有するべきではないという意見です。それには納得できる所もあるし異論もあります。
車は家が震災などでやられた時に寝床になったり、災害時に身を守ってくれる可能性があるためです。家族が病気になった時には病院のハシゴが簡単に出来ます。息子はアレルギー反応が強く、以前は食べる物によっては呼吸が困難な状態になっていたので、そういった場合にも直ぐに病院に連れて行く事ができました。
救急車を利用するという手もありますが、少し利用する心理的ハードルが上がってしまいます。救急車を呼ぶくらいなら様子を見よう、という選択を取ってしまうかもしれません。
だから家族がいるならば、非常時に備えて車は保有しておいた方がよいのではないかと思っています。
遠慮せずにセカンドオピニオンを
病気の疑いがあれば自己で判断をせずに病院に行き診てもらいましょう。
今後どうするべきかをはっきりと言わないお医者さんにあたった時は、別の病院でセカンドオピニオンを受けましょう。
家族を守ることは自己責任です。例え全ての資産を失っても子供一人を守ることの方が大切です。
それでは。
とーちゃんにまかせとけ!