金タローです。
さて、2020年3月、JT(日本たばこ産業)より株主優待の案内が来たので紹介したいと思います。
目次
2020年度よりJTの株主優待は年1回に変更
JTの株主優待は、昨年は年二回に分かれて贈呈されていましたが、今年からは年に一回となっています。
商品の送付回数が一回に減るのでその分、一回あたりのレベルが上がると思っていました。どう変更されるのだろう。ワクワク。胸躍らせ子供の如く、どんなプレゼントかな?と期待していただけにその反動もあってか、ガッカリ度が大きすぎました。
前回はジャムをもらったので今回もジャムがあるならそれを頼もうかなと思っていたら、ジャムは選択肢から外されていました(1000株以上の人は選べます)。
その上100株保有だと、ごはんとラーメンのセット(味噌味と醤油味)というミックスされたものを選べるのに、200株以上1000株未満の株主は、ミックスは選べません。
ご飯セット又はラーメン一種類。
ん?100株株主に200株株主が劣る・・・。いや、金額的には200株株主の方が大きいけれど、商品がミックスされている方が絶対いいやん。そんなに同じ味のラーメンばかり食べたくないし、ご飯は非常食にするには期限が短い。レンジでチンするご飯はやっぱり美味しさが劣ります。今回の優待は非常にガッカリでした。
ひどくない?勝手に期待した方が悪い?株価の下落が止まらないのでせめて優待で心理的カバーをして下さいよ・・・。無理よね。
2020年度のJTの株主優待の対象者
12月31日基準日の株主の中から、株式100株以上を、 1年以上継続保有されている株主に対し、年1回、優待商品を贈呈。
2020年度(2019年12月31日基準日)の株主優待は、同一株主番号で2018年12月31日、2019年3月31日、6月30日、9月30日及び12月31日現在の当社株主名簿に記載または記録されており、そのすべての時点での保有株式数が100株(1単元)以上であることが条件となる。
2020年度のJTの株主優待内容の詳細
100株以上 200株未満保有の株主の優待内容
2,500円相当(下記1~3のいずれか)
1.ご飯15個
2.ご飯8個とカッブ麺6個(醤油3個、味噌3個)
3.寄付
200株以上 1,000株未満保有の株主の優待内容
4,500円相当(下記1~3のいずれか)
1.ご飯28個
2.カッブ麺24個(味は一種類を選択)
3.寄付
1000株以上の株主の優待内容
1000株以上2000株未満は7,000円相当(下記1(BOX1)から1点と2(BOX2)から1点、又は寄付)
2000株以上は13,500円相当(下記1(BOX1)から1点と2(BOX2)から3点、又は寄付)
1.BOX1:
a.ご飯28個
b.カップ麺24個(味は一種類を選択)
2.BOX2
a.冷凍うどん10個
b.ジャム6個
c.レトルトカレー7個
d.ラスク、紅茶、コーヒーセット
2020年度はJTカレンダーを廃止
何と!?今年からJTカレンダーも廃止となりました。僕はカレンダーを重宝していたので、JTカレンダーが廃止になったのは残念です。自分で使っていた訳ではないのですが、人にあげて喜ばれていたので。昨年のカレンダーも欲しいという人がいたのであげました。ああ、残念。
現在のJT(日本たばこ産業)の保有株
2020年3月時点では、JTの株を400株保有しています。優待が改悪されたからと言って直ぐにJTの株を手放すということもないですが、アルトリア、フィリップモリス、ブリティッシュアメリカンタバコ等を含めると500万円近くをタバコ株で保有していることになります。タバコ株のポートフォリオに占める割合が大きすぎる気がしないこともありません。将来有望な成長市場ならこの保有状況も有りなのですが、タバコへの規制が厳しくなっている現状を見ると楽観はできません。
今は含み損が大きいので株を減らすタイミングではないと思っていますが、中途半端な株数を持つ必要もありません。配当利回りが高いので魅力は十分にある銘柄だとは思いつつ心理的なガッカリ感も大きいのも事実。心理的に持っていて楽しいと思えることは大切です。ショボイ魅力のない優待なら、いっそ無くして配当金で還元してくれた方がよいくらいです。しかし企業としてはそういう行動にも出られないのでしょう。株価の下落が止まりませんから。
4,500円相当と言いながら、その価値を感じられないので、これが改善されるかどうかを見守りたいと思います。優待で寄付を選ぶ人達もいるので、そういうゆとりのある人間になりたいものです。
それでは。