金タローです。
投資戦略はインカムゲイン狙いですか?キャピタルゲイン狙いですか?両方だという人もいれば、完全な配当狙いの人もいますよね。
高配当の一点集中投資をしている人も見かけた事があり、凄い勇気だなと思ったこともあります。優れた投資法とはそれほど多い訳ではなく限られているものだと思っていますが、世の中には本当にたくさんパターンがあるなぁと。
僕のアセットアロケーションは株式をメインとして、REIT、FXにも割り振っています。株式については配当利回、EPS成長率、配当実績、配当平均値、ROE、PER、PBRなど数多くの指標を見てから買いを決定しています。正確に言うと初回エントリーは軽く、買い増しの時に慎重になるタイプです。
そしてそれほど重要視していないのは時価総額。ただ、重要視していないとは言え気にはしています。時価総額はリターンの大きさとは関係がない浮き沈みの激しいものですが、現時点での強さを見ることは出来ますから。
今日は自分の保有する銘柄が、時価総額ランキングに入っているかを確認してみたいと思います。よければ参考にしてみて下さい。
世界時価総額ランキング(2019年)

出典:週刊ダイヤモンド
一覧表が週刊ダイヤモンドに記載されていました。2019年3月末時点のものです。時価総額は株価によって大きく変動しますので、参考程度に見て下さい。トヨタはこの時は42位ですが、現在は45位です。アップルとアマゾンも入れ替わっています。やはりベスト10はITだらけですね。
不労所得増大を狙うための保有株は
僕は株式を購入する時に時価総額は気にしていません。しかし、結果的に意外とランキングに入っている銘柄を持っているんだなと再認識しました。ちなみに保有株は次の様になっています。
- エクソン・モービル(石油)
- P&G(生活必需品)
- ロイヤル・ダッチ・シェル(石油)
- ベライゾン・コミュニケーションズ(通信)
- ファイザー(製薬)
- AT&T(通信)
- コカ・コーラ(生活必需品)
- ペプシコ(生活必需品)
- HSBC(金融)
- BP(石油)
- フィリップ・モリス・インターナショナル(生活必需品)
世界ランキング60位の中の11銘柄を保有していました。共通点はもちろん不労所得増大のために配当を出すということです。
僕は百数十銘柄を保有しているため11銘柄とは言っても、ウエイトとしては大多数を占めている訳ではありません。ピーター・リンチも一般の投資家はそんなに銘柄数を増やすことはないと言っていますので、保有銘柄数は管理出来る範囲で選定して下さい。
時価総額ランキングから株式を選定するという投資法
時価総額が大きいからと言って、その株が安定していて守りに強いという訳ではありません。10年前の時価総額ランキングと比較すれば、順位は様変わりしているはずです。
だからと言って無視することもなく、世界にどのような企業が君臨しているのかを知っておくことを投資の初心者にはお薦めしたいです。
投資に高いIQは不要ですが、一般常識が必要です。これから沈む業界、伸びる業界を肌で感じておくこと。成長株を掴み飛躍的に資産を伸ばした投資家のほとんどは運によるものです。彼らが次の成長株を示すことは出来ません。だから肌で感じておきましょうとは言っても、乗り遅れることは構わないのです。しかし、時には沈みゆく船から脱出することが必要です。
高配当戦略を取る長期投資家にとっては、短期売買を繰り返さない、バイ&ホールドは基本中の基本。しかし永遠に繁栄し続けるなど不可能。ノットフォーエバー。投資家は現在の時価総額だけに捕らわれて、それが永遠だと思わないようにして気を付けて下さい。
それでは。
とーちゃんにまかせとけ!
