金タローです。
100人いれば、100通りの正義がある様に、また、100通りの生き方があるものです。
雇う側と雇われる側、働き方も人それぞれ。
今、小商いという働き方が広がっていると紹介されていました。
本当かよっ。
目次
小商いとは
小額で商売を始めるという事です。
NNNによれば、もと栄養士の荒川さんはコーヒー屋を展開。初期投資はたったの約10万円でありながら、週3日は雑貨屋の軒先で、週末はイベントで営業をし、収入は雇われ店長時代だった頃と同じ程度を稼ぐことが出来ているそうです。そして自由な時間は大幅に増えたとのこと。
好きな事をして雇われ時代より収入が減らないという事は羨ましいですね。荒川さんは大多喜ハーブガーデンに出店しています。
会社を辞めて、戻りたい時に戻れるほど社会は甘くない
会社を辞めて独立して生きていくという事はとても強くて素晴らしいことだと思います。実態は自分の看板で社会と戦っていくということですから。全ての責任を自分で取ります。甘くはありません。
利益が出なければ食べる物がなくなって河川敷でのたれ死ぬでしょう。失敗したからと言って会社に戻りたいと考えても、退職した会社に戻れる保証はありません(中小企業は出戻りも結構いますが)。
40歳を超えたら転職エージェントが相手にしてくれる保証はない
数年ほど前までは、好条件での転職は35歳が限界だと言われていました。現在は人手不足である環境や経済状況の助けもあり、スキルがある人に対しては年齢の上限は上がっています。
そのソースは、自分が転職エージェントから今年も大手の求人を紹介してもらえているからです。本気のエージェントはこちらから出向かなくても、向こうから会いに来て情報をくれます。
僕が今のブラック中小企業から出ていかない理由は、また別の機会にお話しするとして、この状況もあと数年ではないかと考えています。
景気悪化の環境変化もさることながら、自分の年齢が40歳を超えてくると厳しくなると思うんです。自分の部下が年上って、使い辛いですからね。管理職として役職入社するほどの能力はありませんし。
年齢を重ねるほど、仕事を見つけることが難しくなることには変わりはないでしょう。仕事というのは上から下るのは比較的簡単ですが、下から上にというのは実力と運の両方が必要です。
一度仕事から離れたら、以前と同条件では見つけられないと思っておかなければなりません。アーリーリタイアやセミリタイア、独立を目指す人間は、失敗した時は二度と戻る事は出来ないと言う覚悟は持っておく必要があります。
男女は区別されるもの
世間の求人内容は建前上は男女平等です。ですが採用側は欲しい年齢層や性別が明確に決まっています。採用する気もないのに面接をする、というのは就職氷河期時代だけでの事ではなく、今でも一部で残っています。
女性の場合は独立に失敗しても、給料が低いパートなどの求人も多くありますので、生きて行くことはできます。
逆に、独立に失敗した男がそれなりの仕事を見つけることは非常に困難を極めます。選ばなければ仕事はあるとは言え、給料は低いのに肉体的にもキツく、何の技術も身につかない様なものばかりが残っているだけです。
以前働いていた所で成績がトップだったとか、自分はどこに行っても通用するとか自惚れていると痛い目をみることになります。自分の市場価値が高いと勘違いしない様に謙虚に努める事が懸命です。
僕ほど転職回数が多く、経歴書の汚れきった人間は少ないでしょう。いろいろな世界を見て来たので間違いありません。
独立とセミリタイアは計画性(不労所得)を持って準備すれば誰でも可能
独立したりセミリタイアを目指すのならば、収入の柱を複数持っておくことが保険になります。今現在会社員としての労働収入があるならば、それ以外の収入となるものです。
誰もが得やすい副収入としては、株式や不動産(REIT)による配当金などが挙げられます。それらを持ち余裕があれば、一か八かの危険な行動を取る必要もなくなります。
保険をかけた状態を構築した上で、次の一歩を踏み出すべきです。
一部の成功者の真似をして準備もなしにイカダで大海に飛び込めば、波に呑まれて沈没必須。家族をカチカチ山にしてはいけません(←泥船で最後沈んだろ?わかりにくかったかー。)
それに今の時代、会社員であることもリスクの一つです。安定した終身雇用などはもはや過去の幻想です。ファンタジーなのです。会社が傾けば、会社は身などは切らずに社員をリストラします。イリュージョンです。
独立するにもしないにも、収入の柱の複数化は誰もが目指して進むべき道です。それが栄光へのロードです。
それでは。
とーちゃんにまかせとけ!