成長(グロース)株の扱い方【投資初心者のための資産運用法】

金タローです。

初心者が株式投資を行う時に気をつけた方がよい投資先があります。それは人気の成長株です。

人気があるということは、真の価値以上の過大評価を受けていることが多く、業績だけでなく失望感などの期待値によっても株価が大きく変動します。

市場がパニックになり株価が上下に振られる局面に遭遇すると、多くの個人投資家はポジションを調整したり、売買を頻繁に繰り返します。

バイ&ホールドを主軸に置き長期投資家を名乗る者でも、暴落局面に遭遇すると揺さぶられるものです。

しかし相場の下落は撤退の合図ではなく、個別株による長期高配当戦略をとる投資家にとって、インデックスを超えるリターンを実現することができる絶好の機会に成り得ます。

成長株での成功の再現性

『誰も見向きもしなかった頃のアマゾンに投資して3000万円勝ったんだ。』

『市場から見捨てられていたアップルに投資して5000万を増やしたよ。』

稀に成長株で大儲けできたという個人投資家が現れ、成功した人の爆発的な資産の増大を見れば、自分もそうなりたいと思いますよね。僕もそうです。

成長株で勝った人はゼロになるかもしれないという、それなりのリスクを背負って成功した人達です。でも成長株で大儲けした人に聞いてみて下さい。じゃあ次に爆上げするのはどの企業ですか?

誰も答えることはできません。危ない理由を述べ立てる人ならいくらでもいますけど、次にどれがくるかなんて神様に聞くしかないのです。成功を収めた彼らの度胸は賞賛に値しますが、再現性はなく運による要素が大きいため、投資アドバイザーにはなり得ません。

並みの投資家が真似をして全財産をつっこんだら、墓場への片道切符、即死終了。

個人投資家の真の役割

成長株投資で成功した人のその裏には無数の敗者の屍が転がっています。基本的には高成長の恩恵を受ける事ができるのは、開発者、情報の発信者、それらを仕切った銀行であり、多くの個人投資家は損を引きうける役割を担うことになっています。

著名人が買ったから買う、皆も買っているから買うというのでは、その頃には時すでに遅し。あなたは先に買っている人達に貢献し、財を失う係りです。

成長率の高さはリターンの高さではない

人気の成長株は非常に輝かしくうつります。ウォールストリートジャーナルの一面を飾り、多くの人の話題となるので他者と意見を交し合うことが出来、それに投資をすれば、まるで未来の一翼を担う様な気分にすらなります。

しかし、現実は甘くなく厳しいもので、成長株の扱いは投資の中級者向けです。

成長率が高いことは、リターンが大きいという事と、イコールにはなりません。過大評価された株をつかめば、株価の暴落に巻き込まれることは当然のことです。高いPERを示す株の買い時の判断は難しく、さらに、どこで売り抜けるかを常に考え出口戦略を備えておく必要があります。

それに、過去に優れたパフォーマンスをあげてきた銘柄は低成長株に多くみられるのです。

人気の成長株への正しいアプローチ

成長株投資で失敗する原因は、高すぎるバリュエーションにて掴んでしまうという所にあります。逆に言えば、適正価格ならば買えばよいのです。その判断はPERや配当利回などの指標を用いることで確認することが出来、そのアプローチをとる投資家の一人にピーターリンチがいます。但し、そのタイミングは滅多に訪れることはないので、根気と時間が必要です。

正しいアプローチをとろうと、忍耐強く待ち続けている投資家はいるものですが、欲しい所に指値を入れていても、ライバルも似たような所で待っていたりするもので、そうすると反発してなかなか思う所で買えません。そうしている内に再び加熱してしまいます。人気の成長株は少し割高くらいでないとなかなか掴めず、根気と見極めが非常に難しい資産形成法となります。

戦略の一部に組み込む事はかまいませんが、人気がなくなれば売りが売りを呼び株価は下落しますので、初心者が夢を見て多くの資金を割り振るには注意が必要です。

また、無配株はどこかで売らなければ利益の確定にはなりません。まだ上がるかもしれないと保有し続けていれば、無に帰する可能性もゼロではありません。2倍になったら半分売って原資を確保するなど、事前に戦略を整えましょう。

終わりに

成長市場は安定した収入があったり、潤沢な資金があるものにはよい投資先かもしれません。正直、成長株の動きを眺めることは楽しいですし、僕も高値ではなく、適正価格だと判断すれば買いを入れるでしょう。

しかし、ITバブルなどの様々なものがはじけて消えてきた様に歴史は繰り返すものだとするならば、絶対に負けられないアマチュアが、資産を増大していくための戦略としては扱い辛く、少々難易度は高めです。

過去の大型成長株であったIBMは1950年から2003年までの間にスタンダードオイルでパフォーマンスで劣り近代ではウォーレンバフェットも手を引いたことで有名です。

しかし、それは僕の様な高配当戦略をとる投資家にっとっては好機ともなります。著名人が手を引いたということは、それにつられて売る人達が現れ必要以上に割安になる可能性があるからです(本当に沈み行く船の可能性もありますので注意は必要です)。

グロースはバリューとなり、そして富をもたらす。

アーリーリタイアを目指す投資家は、限られた資金で安定したキャッシュを入手できる様に強固なポートフォリオを構築しましょう。

それでは。

とーちゃんにまかせとけ。

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