金タローです。
僕は外貨投資としてFXを扱っています。昨年の前半まではIFD(イフダン注文)でトレードを行なっていましたが、今はスワップ運用のみです。そのため、特に動きがないので面白みには欠けますが、このブログを見ている人の資産運用の参考になればと思い、僕の口座状況を公開しておきます。
2019年1月のスワップ益
初回入金額:400万円
現在の金額:500万円
保有数量 :75万通貨
平均約定価格:8.615円
ランド円現在値:8円
含損 :48万円
1月のスワップ益合計:24,150円
レバレッジ:1.3倍
と、なっています。
スワップ口座の基本方針
南アフリカランドは右肩下がりの通過です。ただ保有しているだけでは、どんどん下落していくので精神衛生的にも資産状況的にもよくありません。そのため、その下げについて行く取引を行う必要があります。方法は、得たスワップ益の20万円を年末に利益確定し、それ以外の利益はポジション調整に使い、毎年保有平均値を下げていきます(20万円に設定しているのは雑所得の範囲に抑えているだけです。)。
株式の高配当戦略と同様に、確実な利益確定をとる戦略です。初回入金額に対する利回りは5%程度ですから、南アフリカランドの脆弱リスクに対するリターンとしては非常に低いと思います。ハイリスクミドルリターンという所でしょうか。これだと株式投資をやっていた方がマシと考える人もいるでしょう。
ただ、FXに慣れておけば損はありません。NZランドドルなどの比較的安定した通過が安値になったとき、IFDのナンピン単純売買で参加することで、年利が10%くらいとれるためです(誰でもできます)。
今はNZは70円を超えていて高いので、エントリーするには難しいゾーンだと思います。高値かどうかの判断はどこまで下落するかの設定と、その国がどのあたりを適正値として考えているかによります。
但し、スワップ利益を得て年末に取得平均値を下げるというやり方は利益がある程度ないとできません。時間を無駄にしない様に年20万は利確するとし逆算すれば、400万円以上は必要です。それはナンピントレードでも同じことが言え、少ない金額でエントリーすれば資金を広範囲に割り触れないので、稼ぐという目的に重点を置き時間の浪費に終わらないようにするならば、軍資金が必要になります。
また、一つ悲しいお知らせは、通貨のおいしい相場と株式のおいしい相場は重なることが多いです。目先の10%をとるのか、未来のために仕込むのか、いずれにしろ決断は必要になります。
もしやるとするならば、まずは机上でしっかりと計算をして下さい。
FXの注意点
FXは感覚的にやるとカモられます。テキトーにやって勝ち続けることができるほどスイートな世界ではありません。簡単に勝てる日が多く、その気にさせられてしまうのが怖い所で、何となく参戦しているとパチンコの様にトータルで負けるようになっています。
株式投資と同じで画面の向こうにいるのは、最高の情報ツールを使い日々をトレードに捧げる優秀なプロのトレーダーや最新のAIです。1割の人は勝てるのかもしれませんが、並みの人間がテクニカルで勝ち続けると言うのは、難しいのではないかと思います。
資産は増やすことより守ることが大切です。小さな利益を積み重ねれば勝てるとか、やってない人が流してる情報、それ、損切りスタイルなら負けるよ。
損切りは10%で、とか30%で、とかルールを決めましょう!←ダメ!!
そんなので勝てたら苦労しませんし、メンタル論を省いたAIが億万長者になっています。だからトレードで勝ち続けるには、ナンピンIFDしかありません。正確には小さいPIPSを積み重ねるということなので、大きな資金力があれば、大きな利益を積み重ねることができますし、最も大切なのはロスカット値の把握と、含み損を抱えている時の忍耐力です。
つまり、基本思想はほとんど株式投資と同じです。株式もFXも長期投資家が損切りしていい時は、回復の見込みがない、又は確実な大幅下落が待っている、そういう時だけです(微小なポジション調整はやりますよ。)。
但し、FXの方が少々計算が必要になります。
終わりに
南アフリカランドは通貨じたいの脆弱性によるハイリスクを抱えているので、お薦めはしません。今の僕の口座は50万円くらいの含み損ですが、100万円を超える含み損状態なんて普通にあります。下落も回復までの道のりも想定してあるで僕からしたら全然余裕なんですけど、慣れてない人は400万円を入れて、200万円が含み損になったら怖くなるかもしれません。
来たるべき時に備えて安全な通貨を用いて小さな金額で練習しておいたり、少額で遊ぶというくらいなら構わないと思います。
やるならば、1000通貨単位で取引できるマネーパートナーズがお薦めです。

それでは。
とーちゃんにまかせとけ。