コンビニのフランチャイズで独立【セブンはハイリスク・ハイリターン】

 

金タローです。

独立して自分の城を持つ。憧れますね。アメリカでは大企業で出世して偉くなるよりも、小さな店舗を自分で持っている人間こそが称えられると聞いたことがあります。

料理人や美容師、手に職を持つ人の可能性は無限大です。

でも技術がなくても自分の城を持つことができるのがフランチャイズ。ノウハウを本部が提供してくれる訳ですから、比較的始めやすく軌道にものり易い。

脱サラを考えた事がある人なら、一度は検討する選択肢。そして王道はコンビニエンスストアであり、トップに君臨するのがセブンイレブンですね。

違約金1700万円 【コンビに経営のデメリット】

セブンイレブン南上小阪店(東大阪市)のオーナー松本実敏さん(57)は2018年5月にがんで妻を亡くしました。二人で切り盛りしていたコンビニ経営を一人で行わなければならなくなった所に、雇っていたアルバイト達も大学の卒業を期に辞めていき、人手不足の状態に陥りました。

人材の確保は難しく、その状態を乗り切るべく本部に相談をしたそうですが、スタッフ確保はオーナーの仕事であると取り合ってもらえなかったそうです。やむを得ずに許可を得ることもなく時短営業に乗り出しました。

しかし、本部としては例外を認める訳にはいきません。一店舗を認めればそれに続くオーナーが現れるからです。そのため違約金1,700万円を求められることになりました。

どちらが正しいのかは賛否両論【契約の重みと同情の声】

松本さんは怠惰な気持ちで安易に時短営業に踏みこんだとは言えません。努力の末の結論でした。24時間営業する必要がないとオーナーに同情する声が多くみられ激励の電話も多いそうです。しかし反対に契約を守るのがビジネス界の常識であるという声もあり意見は分かれています。ルールを守っているオーナー達もいます。

セブンイレブン

自己責任論は過剰か甘えか

コンビニフランチャイズは運がよければ非常に儲かるそうですが、失敗すれば現代の奴隷となります。本部が儲かるなら数百メートル先にすら新たな店舗を出すことも許可すると言われるほど本部も必死の厳しい世界です。

オーナーにできることはしっかりとした自分に有利な契約を結ぶことでした。人手不足になることも事前に想定しておくべきリスクであり、契約を結んだのならばルールを守らなければなりません。

しかし、自分の想定を上回る事故に見舞われることもあります。アルバイトが辞めたとしてもいざとなったら夫婦二人で乗り切ろう、という考えを甘いと切り捨て笑うことができるでしょうか。

そんな時に、本部がサポートをしてくれるような企業であればよいのですが、ビジネスの世界で人道的な配慮を行うのは契約者との関係のためではなく、対外的な評判を守りたいという事によるものが大きいでしょう。

終わりに

フランチャイズは、成功を収める人達もたくさんいますので良い悪いの二択ではありません。契約書は隅から隅までよく読み、リスクとリターンを見極めてから始める必要があります。

オーナーも本部も両者がWinWinになる関係を築くことは、まだまだ発展途上の日本では難しいということなのかもしれません。

僕は家を建てる時は、メーカーの言いなりにならないように自分が作った契約書にサインを貰いました。

それでは。

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