どうでもいい仕事【『なくなるかも』子供に避けさせるべき職業と投資の必要性】

金タローです。

世界的な企業が生き残りを賭けてM&Aを繰り返している様に、個々の職業もまた歴史上、大きな変貌をとげてきました。

かつては製造業や農業が多く占めていた割合は、事務や管理やサービス業へと代わって行き、時代とともに求めれられる仕事は変化しています。

多様な職業が存在する現代において、あなたは自分の仕事に誇りを持っていると言えますか?

イギリスの世論調査では、37%が『自分の仕事は世の中に意義のある貢献をしていない』と回答し、また、オランダでは40%が『自らの仕事の妥当な存在理由がない』と答えています。

多くの人が自分の仕事が無くても困らない『どうでもいい』ものだと気づいている

AIに仕事が奪われるうんぬん以前の問題として、欧州の人々は既に自分の仕事の価値は低いと気づいています。競争原理の働く資本主義経済下では、その様な不必要な仕事は淘汰されるはずでした。

しかし、現実はそうなっていません。日本では年功序列の名のもとに、若者を酷使しそれを横目に、セミナーに参加し時間を潰す役職者、パワーポイントで無駄な資料を作成し暇を持て余す管理職。無駄な仕事が溢れかえっています。

どうでもいい仕事とは

ロンドン政治経済大学教授のデヴィッド・グレーバーはどうでもいい仕事に以下の様なものを挙げています(フォーブスより)。

①召使の仕事

別の人が自らの重要性を感じるためにある仕事。ドアマンやコンシェルジェ、ミントを補充するだけの受付係、指示を受けるだけの秘書、管理職を作るための補佐的ポジションなど。

②ならず者の仕事

偽の広告やPR、営業、マーケティングなどの仕事。歯を白くしたり痩せて見えるように動画を加工して、商品の需要や有効性を誇張し、消費者に不要な商品を売りつけたりしている。

③ガムテープ係
組織的な欠陥が理由で存在する仕事。無能な上司の間違いによるダメージを回復したり、機械化できるのに組織の都合で手作業でやっている仕事など。そもそも存在してはいけない問題の解決をしている。

④チェック要員
組織が特定のことをしている(もしくはしていない)と主張するためだけに雇われている人。利用されずに保管されるだけの住民調査の回収係や、提出することだけが目的で内容がない報告書や社内広報誌の作成者、そのためのコンサルタントなど。

⑤タスクマター
意味もなく誰かに仕事を割り振るだけの人や、ほかの人にどうでもいい仕事を振る役割の人。部下に指示の必要がなく、仕事を割り振るだけの中間管理職など。

これらの仕事は本来は淘汰されるべき仕事です。なくなるかもしれません。なくならずに蔓延り続けるかもしれません。

誰もやりたがらない仕事は必要とされている証拠

中間管理職が明日いなくなったら仕事はどうなるでしょう?

一時の混乱はあるものの、職場は回るものです。では、看護師、保育士、機械工、ごみ収集作業員、これらの現場の従事者が消えたらどうなるでしょう?

街はパニックになります。

賃金が低くなる程、その仕事に就きたがる者は減りますが、必要な者は必要なのです。高い報酬を得ている人が、真に必要とされている仕事に就いているとは限りません。賃金の高さと必要度は比例しません。

生産性と報酬

出典:Forbes JAPAN

1900年代半ばからテクノロジーの進歩により生産性は上昇しているのに、労働者への利益の配分は増えてはいないのです。

なくなるべき仕事を支えなければならない日本の搾取構造から身を守るために

どうでもいい仕事が無くならないのは、自分は厳しい労働に従事したくないという支配者階級にとって都合のよい政治的な力が大きく影響しているためです。

最も働く末端の生産者ほど、時間や賃金など多くの物を搾取され、時に真っ先にリストラの対象となる構造に身を置いています。何もしない者が多くの利益を手にします。

一度甘い椅子に座った者は、その座を必死で守るでしょう。例えその周囲に多くの屍が転がることになったとしても、甘い蜜の味を覚えた者の感覚は麻痺し、罪悪感など感じることは無く弱者をいたぶり続けます。むしろその優越感に快楽すら覚えるものなのかもしれません。

搾取構造は日本は特に顕著です。これほど派遣会社がある国が他にあるでしょうか?なりたい職業ランキング、お見合いパーティーでの人気職業ランキングの上位に公務員が入る国が、今後経済的に成長していくことが可能だと思いますか?

労働者は投資をして自己防衛をする必要があるということです。

それでは。

とーちゃんにまかせとけ!

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