金タローの脱サラ世界投資

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BTI暴落は悲報ではなく秘宝 【PMが黄金銘柄となった理由を思い出せ】

BTIチャート

金タローです。

僕の保有高配当銘柄であるイギリス株のブリティッシュ・アメリカン・タバコ(BTI)が暴落中です。一月に70ドル付近にいて過剰だなと感じていた株価は、夏頃には50ドル台となりました。それでも少し割高だなと感じていましたが、どんどんと下がり続け現在は約35ドルまで下落しています。

配当利回りが約7%となっており、多くの投資家も行く末を見守っている状態です。通常なら買い増しを考える水準ではあるのですが、一旦反発した後でズルズルと下落する可能性を残しているようです。

ブリティッシュ・アメリカンタバコ暴落の原因

FDA(米食品医薬品局)が全米でメンソールたばこの販売を禁止する方針を表明しました。メンソールは米国のたばこ販売量の約30%と大きなウエイトを占めています。タバコメーカーの中でメンソールのトップランナーであるのが、ブリティッシュ・アメリカンタバコです。レイノルズ・アメリカンを買収したことで、メンソールたばこブランド「ニューポート」を展開し、全社利益の約4分の1をメンソール製品から得ています。

さらに、欧州連合(EU)は、2020年にメンソールタバコの販売を禁止しており、完全に市場から取り除かれるのは数年後となるものの、この先は衰退していくと予想される商品なのです。

フィリップモリス(PM)が黄金銘柄と成り得た理由

過去にフィリップモリスがハイパフォーマンスを上げた黄金銘柄であることは周知の事実ですが、そう成り得たのは、多くの訴訟を抱え市場から見放されていたからです。その下落しきった株に手を出すということは、ある意味バクチでもあります。フィリップモリスが倒産していた可能性もゼロではないはずです。結果がよかっただけのことで、再現性のある投資法とは言えません。

しかし、あの時フィリップモリスを買っていた投資家は大成功を収めているということも事実です。ニコチン規制への変化の波はあるものの、タバコ市場というものがこれから先も存在し続けるのかどうかを考えれば、投資家のとるべき行動は限られてきます。

大幅に下落した場合の配当利回りは信用するな

BTIの現在の配当利回りは約7%になっていますが、このまま株価が下落し続け売上も下がる様な事態になれば、減配する可能性は非常に高くなります。最終的な規制が決定すれば、ブリティッシュ・アメリカンタバコの状況を悪化させることは明白であり、アメリカADRとは言え英国の会社ですから、減配するという行為に対してはさほど抵抗なく取り組んでくると思います。

それを考えれば無難にフィリップモリスやアルトリアに投資していたほうが安全です。リスクを取って大リターンを得たいと考え、減配となり低迷期をともに乗り越える覚悟のある投資家は、ブリティッシュ・アメリカンタバコを検討してもよいと思います。僕は少し買い増し予定です。

それでは。