超高配当株のAT&Tに投資するべきか【不労所得の拡大と連続増配株の未来】

金タローです。

米国の二大通信会社と言えば、AT&T(T)とベライゾン・コミュニケーションズ(VZ)です。米国でトップクラスであるということは世界でトップクラスだということになります。

僕は両者の株を保有していますが、うち一つのAT&T(T)が現在、配当利回が6%を超える超高配当株となっています。

高配当株になるということは、株価の下落がある訳でその理由を考えなければなりません。

投資家はAT&Tに対してどう取り組むべきなのでしょうか。

AT&Tとベライゾンの方向性の違い

AT&Tとベライゾンは競合する通信会社であり、両者ともに売り上げの多くを占めている主力は携帯電話関連事業です。ベライゾンは約7割、AT&Tは約4割程度になっています。

ベライゾンがネットワークの強化を計る一方、AT&Tはタイム・ワーナーを買収するなど携帯通信以外への多角化に舵を切りました。

AT&Tが多角化を求める背景には通信事業の競争の激化による所があり、固定電話やケーブルTVの加入者が年々減少していることが考えられます。

ベライゾンは5Gに未来を賭け、AT&Tはコンテンツに未来を賭けたという違いがあります。

ベライゾンの株価が堅調でAT&Tよりも利回りが低くなっているのは
投資家がベライゾンの戦略に分があると考えている証でしょう。

AT&Tの事業多角化のリスク

現在のAT&Tの利回りの高さはS&P500指数構成銘柄の中でベスト10に入ります。利回りの高さは喜ばしいことだけではなく、リスクの高さの表れでもあります。

一般消費財セクターなどと比較しても通信事業は景気後退局面でも業績を維持しやすい傾向にあります。しかしベライゾンとは違い、AT&Tは本業に集中していないとも捉える事が出来、ビジネスモデルの多角化によって大きなリスクを抱える銘柄となりました。

AT&Tは負債も利益も世界最高クラス

タイムワーナーの買収後の負債は約1800億ドルとなり、世界でトップクラスの債務を抱える会社となりました。しかし利益も最高水準であり、年内に180億~200億ドルを返済し、純負債/EBITDA倍率を4倍から2.5倍へと、ベライゾン並みに引き下げる方針です。

負債さえ返済すれば、AT&Tのリスクは通常に戻ります。

AT&Tは『不労所得』増大株としての要

高配当戦略を取る長期投資家にとって大切なのは配当です。AT&Tは連続増配35年以上の実績を持っています。ここ数年、配当性向に無理がある年もありましたが、減配ではなく増配を行ってきたその姿勢は評価するべきでしょう。

2019年には配当性向を50%台とするとしています。これから先も35年の実績を守りたいという気持ちはあるでしょうが、それは経営次第ですから未来の保証はありません。

高配当戦略をとる投資家はこの先を見極める必要があります。実績と計画で物事が思い通りに進んでくれるのならば、世の中そんなに楽な投資はありません。

僕は2019年の1月にAT&Tの買増しを28ドル代で行っています。さらに買増しを検討しています。

AT&Tの未来

ATT

ディレクTVとタイム・ワーナーの買収による成果が現れ軌道に乗り始めれば投資家は戻ってくるはずです。仮にこうなれば短期売買派はAT&Tから離れたことを後悔するでしょう。

持ち直した頃になってから投資をしたいと考えても、この高い配当利回りで購入することは出来ません。

タイムワーナーの買収は時代への逆行なのか、それとも新たなシナジーの創出なのか。主力の携帯通信事業に重点を置くベライゾンに対して、AT&Tの戦略は少々博打的にも感じます。

独自コンテンツがあれば消費者がお金を支払うというのはネットフリックスが証明しているので、無謀というほどではないですが競合の強さも目に見張るものがあります。

コンテンツ競争に身を投じるということは、ライバルとなるネットフリックス(NFLX)、アップル(AAPL)、ウォルト・ディズニー(DIS)達と戦うということとなり容易なことではないのです。

そしてもちろん主力事業のベライゾンとの競争も待っています。これらの懸念から投資家の資金が逃げているわけですが、配当利回りは約6%です。リスクはありますが長期投資家にとって歴史ある通信会社の買い場のチャンスであるとも考えられます。

しかし底堅さではベライゾンが優勢であるため、集中投資は禁物です。何が起こるのかがわからないのがこの世界です。

それでは。

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