金タローです。
僕の投資の基本戦略は高配当株への長期投資ですから、成長株への投資に対しては積極的ではありません。しかしそれらを完全に無視しいてる訳ではなく注視はしています。中でもFAANGにおいて興味があるのがアップルです。アップルは成長株でありながら配当を出し利益を確定させてくれるためです。
スマートフォンからビジネスを展開させていくものとして導入されたスマートウォッチ。調査会社ビジブル・アルファは「アップルウオッチ」の2018年売上高は1兆円を超えるとの試算を発表しています。アップルはどう進化していくのでしょうか。
スマートウォッチの市場
調査会社IDCのデータによれば、2018年のスマートウオッチの世界的な販売台数は約5130万個。シェアは、アップル45.5%、ガーミン6.5%、フィットビット10.2%、サムスン(韓国)11.4%、その他26.8%となっており、中国のファーウェイも参入しています。
スマ―トフォンの販売台数が年間14億台ですから、まだまだ市場は未開拓であり
スマートウオッチ市場は急成長していくと見られています。
アップルウォッチって何ができるの
機能
時計機能の他に、スマートフォンと連動させることで、メールのメッセージ通知や返信ができます。また、Apple Payに対応したり、心拍数を測定する健康管理機能が付いています。
アップルウォッチの販売価格と所感
非常に高い金額です。Apple Watch Series 4(GPSモデル)は4~5万円で販売されています。持っていた人に見せてもらいましたが、今の状態でそこまで欲しいという印象はもてませんでした。時計機能もメール機能も本体があるから、実用的な面から言えば、そこまで必要はないかなと感じたのが正直な感想です。ただ、人が持っていない物を持てば話題になりそこから生まれる物もあるので、そういう観点から見れば面白いかなと思いました。
スマートウォッチの未来とアップルの株価
スマホユーザーの52%がスマートウオッチを購入する可能性は低いと答えています。まだ半数以上の人々に大きなメリットを感じさせることが出来ていません。
興味のない人達を振り向かせ取り込むためには、今後はフィットネスバンド(腕輪型の活動量計)の様なさらなる健康管理機能の強化や防犯機能や認識機能、さらにそれ以上の革新的な何かが必要です。
成長の余地は大きく残されているものの、大きな先行投資も必要になるでしょう。スマートウオッチが生活必需品になる日が訪れれば、アップルのさらなる成長と株価の上昇も期待できるのかもしれません。
