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【ピーターリンチ流】成長率とPERから求める株の魅力度判定法

金タローです。

自分が購入しようとしている株が、買いに値するのかどうかを判断することって、難しいですよね。ROEが優れていても利回りが低かったり、利回りが高くてもPERが高かったり。いくつかの指標がよいと思ったら、キャッシュフローに異常がある、なんてことも。

何かが良いと、何かが悪い。全ての指標があますことなく優れている銘柄に出会えることなんてなかなかありません。株式投資は迷いの連続です。そんな時、考えを補助してくれる引き出しを多く持っていることは、決断を下す際にプラスに働くと思います。

そこで今日は一つの判断基準として、大投資家ピーターリンチが教えてくれた手法を紹介します。

※自己解釈を加えています。

EPS成長率を導いておく

この判定方法を用いるにあたり必要になるのは、PERと配当利回りとEPS成長率です。PERと配当利回りは証券会社のデータから直ぐに見ることができます。EPS成長率は自分で計算しなければなりません。

EPS成長率の計算は難しくないので、わからない方はこちらの記事を参考にしてみて下さい。

www.goodfrontier.com

成長率とPERから株式の魅力度を判定する

判定式は下記の通りです。

魅力度 =(成長率+配当利回)÷ PER × 100

この値が、1未満であれば魅力がなく、2なら魅力が大と評価しています。

下表は配当利回りを5%、PERを10倍と設定した場合の成長率別の魅力度を一覧にしてみました。

A:成長率 B:配当利回 C:A+B D:PER 魅力度:C/D*100
15% 5% 20% 10 2(魅力大)
10% 5% 15% 10 1.5(魅力中)
5% 5% 10% 10 1 (魅力小)
2.5% 5% 7.5% 10 0.75(魅力無)

要は、 単位はPER10倍を10%に変換して
PERが成長率よりも低ければ、お買い得、
PERが成長率よりも高ければ、危険、という判断基準です。

魅力判定グラフ

慣れてきたらどの値で魅力を大とするのか等、線引きは自分で変えてよいと思います。

実存する企業を評価してみよう

アマゾンドットコムのデータでを用いて計算してみます。

下の表はアマゾンの指標です。

   EPS   PER 
2013年 0.6 665
2017年 4.68 414

これを判定すると、下の様になります。

A:成長率 B:配当利回 A+B  PER  魅力度
67% 0% 67% 414 0.16

PERが高すぎて、1を切っています。

魅力が小というよりは、通常は手を出すのは危険な水域だということになります。

急成長により、PERが異常値を示しているとも考えられますので、短期投資派と長期投資派では、判断が分かれる所だと思います。

おわりに

この計算の前提条件はPER(株価収益率)が適正に評価されていることです。 ピーターリンチは適正に評価されたPERは、成長率を表していると説いています。そのため、PERと成長率を比較している訳です。

投資家は孤独です。どの銘柄もリスクを抱えています。お薦め商品なんていうものがあればまずは疑って、その根拠は何なのかを調べる必要があり、決断に対する責任は自分一人で負わなければなりません。冷静に、できるだけ多くの角度から物事を見て、自分が納得のいく結論を導いていく必要があります。

投資においての正しい答えは、多数決で導くものではありませんので、時には人と違う道を進むことにもなるでしょう。何が正しいのかを見極める自分なりの方法を探して、成功へのロードを切り開いて行って下さい。

それでは。
Presented by 金タロー

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