金タローです。
疲れたとき、元気をだしたいとき、風をひいたとき、栄養剤に頼ることってありますか?
僕は毎日飲んでいます。ここで武田のアリナミン!と言いたいところですが、実際にはいくつかのものを使い分けています。
メインにQPコーワゴールドαプラス。就寝前ならアリナミンA。 風をひいた時はレオピンファイブです。正直、効果が出ているのかわかりません。レオピンファイブは最初は効いてる感があったんですが、体が慣れてきたのか。 飲んだからと言って劇的な元気もでないし。 飲まなかったらもっと疲れているのかもしれないし。
カッ!と力がみなぎる薬が欲しいです。
武田薬品からの配当金
さて、僕は武田薬品の株を100 株保有しています。
購入総額は約 41万円でした。
1株 4140円で購入しており
1株当たりの配当予測が180円なので
配当利回りが 4.4% となっています。
年間の受け取り配当金の予測は、
税引き前 約 18,000円
税引き後 約 14,400円 程度になる予定です。
武田薬品工業とは
時価総額は3.7兆円で、日本トップの製薬会社です。
市販されているアリナミンやベンザブロックが有名で、
下記のような薬を製造・販売しています。
・ピオグリタゾン(糖尿病治療薬)
・ランソプラゾール(消化性潰瘍治療剤)
・カンデサルタン(高血圧症治療剤)
2018年度のROEは高い値となっています。
2018年3月期 | 2017年3月期 | 2016年3月期 | |
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当期利益 | 186,886百万円 | 114,940百万円 | 80,166百万円 |
EPS(一株当たり利益) | 239.35円 | 147.15円 | 102.26円 |
ROE(自己資本利益率) | 9.60% | 5.98% | 3.92% |
武田薬品のバイアタックプライス
武田薬品は、シャイアー社を7兆円で買収しようとしています。
M&Aは合併後に効率よく事業を稼働させることができない場合も少なくなく、株主への還元として資本が使われる訳ではないため、
短期的には株価は下落する方向に動きます。
今回の場合は、自社の約2倍の規模を持つ超大型買収となります。
借金をしなければなりません。
そこまでしてやることか、という声があがっているのです。
何故そのような経緯に至っているのでしょうか。
1994年には日本の医薬品市場は世界の20%を占めていましたが、現在は8%未満まで減少し、
特許切れによる価格の低下は避けられず、武田は厳しい環境にさらされています。
研究開発の生産性の改良、グローバル市場においての競争力を高めなければならないという訳です。
日本企業の場合、日本郵政や東芝など、買収後に苦戦を強いられるイメージは強くあります。
シナジーを発揮するためには時間を要するでしょう。
M&Aに失敗し、企業の存続自体が危ぶまれる様な状態にならないと言いきることはできません。
一時的な外国人社長が長期的視野に立ち、真に武田のことを考えているのかどうか。
本社は東京へ移転となり、それに伴う社員の退職もあるでしょう。
技術者が流れていったとしても、目に見える損失はありません。
過去の遺産により、直近のアウトプットに変化がないからです。
しかし、流れていった技術者は同業種で仕事を見つけることがほとんどなので、
そのノウハウはライバル企業で活かされ、長期的にはボディブローの様にはねかえってきます。
10年後に、外的環境の変化としてレポートに記載され、誰も責任はとりません。
とはいえ、このグローバル時代、守りに入れば現状維持すら困難な状況に陥ります。
その打開策としての攻めの一手がどうでるか。
買収が成功すれば、世界トップ10入り(売上高)だと言われています。
金タローのバイアタックプライスは4500円以下です。
武田が世界トップクラスの企業になることを信じて、バイアンドホールドします。
株価が下がり4000円を切ってくれば、さらに買い増しを考えます。
それでは。
子供達よ、とーちゃんにまかせとけ!
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